赤穂健福管内のコロナ陽性 7割が50代以下
2021年01月16日
2020年に赤穂健康福祉事務所管内(赤穂市、相生市、上郡町)居住で新型コロナウイルスの陽性が確認された64人のうち、50歳代以下が7割以上を占めた。また、昨年10月以降は感染経路不明のケースが6割近くとなっている。
兵庫県の発表を元に赤穂民報が集計したところ、同事務所管内では昨年7月18日に最初の感染例が確認されて以降、12月末までに64件(管外居住者は除く)の陽性が確認された。
年代別では最も多かったのが50代で13人。20代12人、40代10人と続いた。全体の73%が50代以下だった。男性が45人、女性は19人。
陽性確認時点での症状は、全体の7割近くが軽症、2割は無症状。中等症は6人で、全員70代以上だった。
1件も陽性が確認されなかった9月を境にみてみると、感染経路不明のケースは8月までは2割以下だったのに対し、10月以降は58%に上昇。市中感染が拡大した影響とみられる。
人口10万人当たりの累計陽性者数は同事務所管内は72人。全国平均の187人、兵庫県平均の183人と比べると低い数となっている。
なお、健康福祉事務所単位の死者数については、「遺族の同意を取る必要がある」(県対策本部)として公表されていない。
掲載紙面(PDF):
2021年1月16日号(2400号) 3面 (7,988,278byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
兵庫県の発表を元に赤穂民報が集計したところ、同事務所管内では昨年7月18日に最初の感染例が確認されて以降、12月末までに64件(管外居住者は除く)の陽性が確認された。
年代別では最も多かったのが50代で13人。20代12人、40代10人と続いた。全体の73%が50代以下だった。男性が45人、女性は19人。
陽性確認時点での症状は、全体の7割近くが軽症、2割は無症状。中等症は6人で、全員70代以上だった。
1件も陽性が確認されなかった9月を境にみてみると、感染経路不明のケースは8月までは2割以下だったのに対し、10月以降は58%に上昇。市中感染が拡大した影響とみられる。
人口10万人当たりの累計陽性者数は同事務所管内は72人。全国平均の187人、兵庫県平均の183人と比べると低い数となっている。
なお、健康福祉事務所単位の死者数については、「遺族の同意を取る必要がある」(県対策本部)として公表されていない。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2021年1月16日号(2400号) 3面 (7,988,278byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
市民病院 責任明確化を明言 「土曜診療」も前向き [ 社会 ] 2021年12月24日赤穂城でウエディング「一生の思い出」 [ 社会 ] 2021年12月24日大阪ビル火災受け消防が特別査察 [ 社会 ] 2021年12月23日赤穂市が2021年10大ニュース発表 3回目接種 来年1月17日から予約受付 [ 社会 ] 2021年12月22日「うね・のり愛号」拡充、「陣たくん号」休止へ 城南野球場の命名権パートナー募集 暴力団を寄せ付けない 「断つ会」がパトロール 第8分団に新消防ポンプ車配備 [ 社会 ] 2021年12月21日交通安全協会・前田邦稔会長に県自治賞 [ 社会 ] 2021年12月19日《市民病院医療事故多発》病院が一部事実関係を公表 明るい選挙ポスター入選・特別賞 子育て臨時給付金 全額現金で一括支給決定 赤穂健福管内 直近2週間は新規陽性者なし [ 社会 ] 2021年12月15日子育て臨時給付金 赤穂市も現金一括へ
コメント
一見して、赤穂管区は「50代以下」の要因が大きいと世代間の溝を深めそうなタイトルですが、上のことから当然です。とはいえコロナ対策を怠る理由にはなりませんが、少し気になったので申し添えます。
*総務省「国勢調査」と国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」より計算。59歳以下の割合は2015年で60.2%、2020年で58.2%。
13 0
投稿:ニューアイス世代 2021年01月17日コメントを書く