山城人気の尼子山で登山道整備
2021年01月18日
近隣自治会の役員らがボランティアで行った尼子山の登山道整備
赤穂・相生市境にまたがる同山は、戦国武将の尼子義久が築いた山城跡があり、兵庫県が今年度実施している「西播磨の山城へGOモニターツアー」の目的地の一つに選定された。末広がりの稜線にちなんで「赤穂富士」の呼称で同山をPRしているまちづくり団体「坂越を元気にする会」(橋本睦男代表)が西播磨県民局と赤穂市の補助を受け、この日の整備に取り組んだ。
近隣自治会の役員など十数人が鎌やのこぎりなどを手に高野の尼子神社横から入山。脇から伸びたシダを刈り取り、ルート上の切り株を除去した。勾配のきつい箇所は丈夫な木と木の間をロープで結び、安全を確保した。
感染症対策のため全員マスクをつけたまま作業。息苦しさを我慢しながら約3時間かけて用意した200メートル分のロープをすべて張り終えた。「みなさんの頑張りのおかげで、とても登りやすくなった」と橋本さん。今月中には何合目かを示す標柱を老朽化した木製からアルミ製に更新し、来年度は別の登山口に標識を設置するなど引き続き整備を続ける計画という。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2021年1月30日号(2402号) 3面 (8,157,171byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
活字を“声”で届けて30周年 [ ボランティア ] 2013年02月02日交通安全グッズを寄贈 [ ボランティア ] 2012年12月24日義士祭托鉢、今年で10年 [ ボランティア ] 2012年12月17日学生ショップ、惜しまれつつ閉店へ 体育振興功労で文科相表彰 障害者と学生が腐葉土づくり 赤穂西中生徒会、今年も歳末募金 「忠臣蔵ウイーク」8日開幕 雄鷹台山の大展望 有志が整備 [ ボランティア ] 2012年12月01日聴覚障害児支援の教材寄贈 「市民の夕べ」企画委員を初公募 マモルンジャーに颯爽テーマ曲 長寿を願って絵付け皿 [ ボランティア ] 2012年11月22日幼保に紙芝居 中学生が手作り “走るお医者さん”が大会サポート
コメントを書く