忠臣蔵のふるさと・播州赤穂の地域紙「赤穂民報」のニュースサイト
文字の大きさ

赤穂民報


  1. トップページ
  2. ボランティア
  3. 記事詳細

雄鷹台山の大展望 有志が整備

 2012年12月01日 
雄鷹台山からのパノラマ展望と奉仕したみなさん=複数の写真を合成しています
 「ふるさと兵庫百山」に選定されている雄鷹台山(標高253メートル)からの見晴らしを楽しんでもらおうと市民ボランティアが10月から山頂付近で行っていた伐採作業がこのほど完了。約5000平方メートルを整備した。これまで木々で遮られていた視界が開け、東・南・西240度のパノラマ展望が登山客を喜ばせている。
 奉仕活動を行ったのは、登山サークル「オタカクラブ」(小賀紀明会長)のメンバーを中心とする60〜70歳代のシニア世代。「枯れたマツを取り除こう」と2人だけで始めた活動が市の承認を得て徐々に広がり、最終的には10人以上が関わった。剪定ばさみ、草刈り機、チェーンソーなどの道具を各自が持参。手足に絡みつくイバラの痛みに耐えながら、1日2時間程度の作業を続けてきた。
 整備を終えた山頂からは、東は関西電力相生発電所、西は高山の「赤」の字までぐるりと見渡せる。赤穂市街と瀬戸内海はもちろん、空気の澄んだ日は明石海峡大橋や大鳴門橋も見えるという。
 最初に作業を始めた一人、中広の越智通彦さん(72)は、「この素晴らしい景色を一人でも多くの人に見てほしい−という同じ気持ちを持つ人が次々と仲間に加わってくれた」と話す。駅から登山口まで、わずか400メートル。小賀会長(73)は「最近は京阪神から登りに来る人も増えた。きっと『また登りたい』と思ってもらえるはず」と切り拓いた眺望に胸を張った。
<前の記事


掲載紙面(PDF):
2012年12月1日(2016号) 1面 (8,304,197byte)
 (PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)


コメントを書く

お名前 (必須。ペンネーム可):

メールアドレス (任意入力 表示されません):

内容 (必須入力):

※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。

1 2 3 4 5 6

今週のイベント・催し
23
(月)
 
24
(火)
25
(水)
26
(木)
27
(金)
 
28
(土)
 
29
(日)

最新のコメント

  • 対立候補「支持」の牟礼正稔・赤穂市長「信念に基づいて行動」「選挙終わればノーサイド」←赤穂も改革しよう!(11/22)
  • 齋藤県政2期目 長岡県議「是々非々で対応」←市民2(11/22)
  • 【社説】投票3日前の異例の支持表明 牟礼市長は市民に説明を←赤穂を大事にする会(11/22)

各種お申込み

以下より各お申込み、資料請求フォームにリンクしています。ご活用下さい。

スマホサイトQRコード

スマホ用URLをメールでお知らせ!
e-mail(半角入力)


ドメイン指定受信をされている方は「@ako-minpo.jp」を指定してください。

閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警
閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警