詐欺被害防いだ郵便局に感謝状
2021年02月20日
局員の連携で詐欺被害を未然に防いだ赤穂塩屋郵便局のみなさん
同署によると、今月2日午前10時ごろ、局内ATMから現金70数万円を振り込もうと操作方法を尋ねてきた70代女性に局員と主任が応対。女性は「SNSでお金を貸してほしいと頼まれた」などと話し、不審に感じた主任が課長に報告した。「よく知っている人で詐欺ではない。早く振り込んでほしい」と話す女性に対し、課長は送金を思いとどまるよう説得。タイミングよくパトロールで立ち寄った警察官に引き継いだ。
同署によると、女性に送金を要求したのは外国人男性を名乗る人物で、女性は英文メールで連絡を取り合っていたものの、一度も会ったことのない相手だった。警察の身元捜査では実在が確認できず、「詐欺の可能性が極めて高い」(同署)という。
赤穂市内では今年に入って特殊詐欺が3件発生。被害額は約3500万円に上る。藤原秀憲署長は「被害を食い止めていただき、本当にありがたい」と感謝。女性に応対した主任局員は、「研修で詐欺の手口は理解していましたが、実際に身近で起こって驚きました。お客様が私たちを信用して、いきさつを話してくれたことが被害防止につながったのだと思います。これからもより丁寧な接客に努めたいです」と話した。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2021年2月27日号(2406号) 1面 (8,072,256byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
空き家を工房に改修 街歩きの拠点にも [ 社会 ] 2017年08月05日「核のごみ」処分候補地 赤穂も可能性 [ 社会 ] 2017年08月04日「五輪イヤーに忠臣蔵」NHKへ要望書 [ 社会 ] 2017年08月03日市民病院の新館 供用始まる [ 社会 ] 2017年08月01日産廃反対市民の会 県へ要望書 [ 社会 ] 2017年07月26日観覧車ゴンドラから救助訓練 [ 社会 ] 2017年07月25日「九州にとどけ」ボランティアが街頭募金 カブトムシと触れ合い 30日まで [ 社会 ] 2017年07月16日関福大に「保健教育学科」来春開設 [ 社会 ] 2017年07月13日18日に赤穂駅で募金呼び掛け 九州北部豪雨 災害義援金を募集 [ 社会 ] 2017年07月13日海保と合同で海上視察 [ 社会 ] 2017年07月11日創立40周年記念 人文字で校章 [ 社会 ] 2017年07月10日保育士の資格を活かしませんか [ 社会 ] 2017年07月10日市世帯数 47年ぶり減少 [ 社会 ] 2017年07月08日
コメント
0 0
投稿:鉄平 2021年02月23日今回は被害を防がれてよかったですね。
4 0
投稿:塩屋の住人 2021年02月21日コメントを書く