《市議選2021》立候補者アンケート【赤穂市内における産業廃棄物最終処分場建設計画に対する考え】
2021年04月02日
赤穂市議選立候補者アンケート【赤穂市内における産業廃棄物最終処分場建設計画に対する考え】
このうち、「赤穂市内における産業廃棄物最終処分場建設計画に対する考え」(150文字以内)についての回答は次のとおり。届け出順。敬称略。
* * *
▽中谷 行夫【無新】
断固反対で、本来、行政の責任で計画すべき。何らかの理由により、民間企業が処分場建設を担っているのが不安要素です。処分場は必要ですが、飲料水等となる河川、海域への処理水の流入は断つべき。ただ、赤穂市の周世最終処分場の寿命が見えており、今後の計画を合わせて協議すべきです。
▽釣 昭彦【無現(4)】
赤穂市議会は産業廃棄物最終処分場建設反対の決議を全員一致で行っており、今後も継続して、福浦産廃、西有年産廃問題も合わせて反対運動を行ってまいります。
▽奥藤 隆裕【無現(2)】
処分場建設には反対です。現在の法律では処分場で危険な物質が検出された場合、その原因物質を完全に除去することが保障されていません。また、西有年に計画されている処分場については、その規模が大きすぎます。福浦については漁業に対する影響が懸念されます。
▽榊 悠太【無現(1)】
処分場建設計画が推進されれば、観光地としてのイメージの低下や移住定住への影響も考えられるほか、海産物等への風評被害が発生する可能性もあります。私たちには、赤穂市の美しい自然環境や安全安心な命の水を後世に引き継いでいく責任があります。反対です。
▽汐江 史朗【無現(2)】
清水100選の千種川の水は私達のいのちの水です。汚染される恐れがある産廃処分場建設は絶対反対です。
▽田渕 和彦【無現(1)】
処分場が悪いと考えません。私達が出す家庭ゴミも産廃として処理されています。ただ、西有年に計画の処分場は市民の水道水源となる山林に、全国から集められたゴミが埋められます。規模も最終的には想像を超える大きなものです。処分場が将来、環境や人体に与える影響・安全性は未知数です。私は建設に反対です。
▽中村 太亮【無新】
赤穂市の美しい自然環境を、未来の子どもたちに残したいという気持ちはある。一度、環境が悪化すると、再生には何十年とかかることは理解している。赤穂市にとってメリットとデメリットを調べるとともに現地に出向く。市民や環境保護団体の意見を聞きながら、よりよい方策を考えていきたい。
▽前川 弘文【公現(4)】
住民エゴと言われても産廃建設に反対するのは、地震等により一旦不測の事態が生じた際には、浸出液が流れ出すことなどの環境リスクが発生することを懸念するからである。技術的な反対は、専門家に頼るしかない。市議会として、市長とも意思統一を図り、市民の会の一団体として、会の団結を図る役割を果たしていきたい。
▽家入 時治【無現(4)】
計画には断固反対で、阻止しなければ赤穂市の未来の脅威となります。議長任期中の2015年12月議会で「産業廃棄物最終処分場建設に反対する都市宣言」を決議し、翌年5月には、断固受け入れない姿勢を示す懸垂幕を設置しました。阻止するには、市や議会だけでなく、共に市民運動を展開しましょう。
▽山田 昌弘【無現(2)】
産廃建設計画は、反対の立場を貫きます。産廃処分場には多くのリスクが伴うと考えます。特に環境リスクは一度事故が起きた場合は元に戻らない事が、過去の事例が示しています。業者との信頼関係が築けていない現状では、議論の余地がないと考えます。しっかりと動向を把握し、反対運動を継続する覚悟です。
▽南條 千鶴子【公新】
赤穂市民の命と生活を守るために、産業廃棄物最終処分場建設には断固として反対する。
▽深町 直也【共新】
清流・千種川や瀬戸内海の命の水を汚す産廃計画には反対です。3Rが進み、全国的に産廃が減少する中で、新たな巨大産廃は必要ありません。産廃計画が中止されるまで、私も反対運動の先頭に立って働く決意です。
▽土遠 孝昌【無現(2)】
福浦地区に計画予定されている施設については、建設残土で埋戻しその後は植栽して頂きたい。西有年地区に計画予定されている施設については処理施設に不備が生じて処理水が安室川を通じて千種川へ流出しないか、下流域で生活用水を使用している市民の方々は非常に不安を抱いており、計画には反対。
▽瓢 敏雄【無現(4)】
市民の皆さんの心配が払拭されない限りは断固反対というのはこれまでも申しあげてきました。議会での質問のとおり、私は今回の産業廃棄物最終処分場建設計画について、住民投票をどこかの時点で実施すべきと考えます。圧倒的な反対をもってすれば、県への大きな圧力になると考えます。
▽井田 佐登司【無新】
環境汚染が出ない対策を十二分に考慮・検討したうえで、慎重に計画を進めていくべきだと考えます。最も大切なのは、処分場の近隣に住んでいる人々、用水路や河川などによりその影響を受ける可能性がある人々の生活が、安心・安全に守られるのかどうかです。健康被害が出ないよう徹底して、慎重に進めていくべきです。
▽荒木 友貴【無新】
福浦、西有年の処分場建設計画ともに明確に反対。自然環境に予測しえないリスクが生じ、地域産業、今後の市内外からの定住にも影響が出ると考える。反対の意見を示すだけでなく、情報収集を積極的に行い、赤穂市に住む「いち市民」、「いち母親」として子ども達の未来のために行動する。
▽前田 尚志【無現(1)】
福浦地区及び西有年地区の産業廃棄物最終処分場の設置に反対する意見書の兵庫県知事への提出、さらには産業廃棄物最終処分場建設に反対する都市宣言を本市議会が行ったように、子々孫々にこの優れた自然環境を守り伝えていくためにも、現在計画されている産業廃棄物最終処分場の建設には反対の考えです。
▽安田 哲【無新】
反対である。私が勤務した熊本県では水俣病で命を落とし今なお苦しんでおられる方が大勢いる。万が一市民の生活に深く関わる環境が汚染された場合、市民の命と健康を守ることは出来ず、元の自然環境を取り戻すには何十年という歳月を必要とすることになる。後世に負の遺産を引き継ぐようなことは決してあってはならない。
▽西川 浩司【無現(1)】
赤穂市として、市長、議会も市民の会も連携しながら、反対運動をしていく考えです。「産業廃棄物最終処分場建設計画」に反対する都市宣言が議会決議されている。次の世代に継承するために今後様々な取り組みが必要と考えます。
▽山野 崇【維現(2)】
〜回答をいただけませんでした〜
* * *
赤穂民報は3月5日に各立候補予定者にアンケートへの協力を依頼。同19日まで回答を受け付けました。この他に立候補動機や重点施策、議会活性化への取り組みなどについても質問。すべての回答内容を「赤穂市議選2021立候補者紹介サイト」に掲載しています。
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