関西福祉大学は６日、新型コロナウイルスに感染した学生が新たに３人確認されたと発表した。今月２日以降、感染が確認された同大学生は計８人となり、そのうち６人が同じクラブ・サークルに所属していることから、兵庫県はクラスターと認定した。
　同大によると、クラスターと認定された団体関係者の検査が進められており、６日時点で５３人が陰性、３人が結果待ちという。また、クラスターと関係のない感染者と濃厚接触があった８人のうち５人が陰性、３人が結果待ちという。
　同大によると、感染発生の初期段階より、感染者と接触した可能性がある学校関係者に自宅待機を求めるなどして「感染は封じ込めることが出来ている」としており、「引き続き、感染防止と学修機会の確保の両立を図ることを基本方針とし、授業を安全に実施できるよう、教職員一同、全力をあげて取り組む」としている。
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　兵庫県は６日、赤穂健康福祉事務所管内（赤穂市、相生市、上郡町）居住の４人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
　県対策本部によると、▽接触者の１０代女性（頭痛の軽症で入院）▽濃厚接触者の１０代男性（発熱、頭痛などの中等症で入院）▽接触者の１０代男性（発熱、倦怠感の軽症で宿泊療養調整中）▽感染経路不明の２０代男性（発熱、咳などの軽症で宿泊療養調整中）。このうち１０代女性が、同日クラスターに認定された団体の在籍としている。

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2021年4月10日号(2412号) 1面 (7,727,957byte)
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