越境ペア 軟式テニス近畿大会へ
2021年06月26日
赤穂ジュニアソフトテニスクラブから13年ぶりとなる近畿小学生選手権に出場する豆崎利恩さん(右)とパートナーの安田芽咲さん
昨季までペアを組んだ一学年上の姉の夢恩(ゆおん)さんが卒業。新しいパートナーを探していたところ、龍野ジュニアから「うちの部員と組んで大会に出場しませんか」とオファーがあり、安田芽咲(めいさ)さん(12)=太子町立太田小6年=とのクラブの壁を越えたペアが誕生した。
今年1月に顔合わせしてすぐの練習試合は8戦全敗。3月の公式戦では予選リーグは突破したものの、決勝トーナメント初戦で敗れた。平日は各自の所属クラブで練習するため、2人一緒の練習は週末のみ。コミュニケーション不足で互いに力が出せていなかった。悔しくて泣いていると、松崎勝コーチ(59)=若草町=から「パートナーを思いやる気持ちを」と諭された。
それからは練習中から積極的に声を掛け合うようになり、練習以外でもSNSで頻繁に連絡を取り合うようになった。「芽咲はコースをしっかり狙って打ってくれる」(豆崎さん)。「利恩は思い切り攻めるプレーが得意」(安田さん)。互いの長所や性格がわかり合えてきたことでコンビネーションが良くなった。
「一緒に練習する機会が少ないので心配もあったが、2人が目に見えて成長していることがすごくうれしい」と松崎コーチ。近畿大会(7月10・11日、堺市)はペアで戦う個人戦のほか、県代表で団体戦にも出場する。豆崎さんと安田さんは「一つでも多く勝てるように力を合わせる」と、さらにチームワークを高めて勝利を目指す。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2021年6月26日号(2422号) 4面 (7,070,452byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
得意のメンで県学生個人戦V [ スポーツ ] 2015年04月17日水泳の県中学校対抗で大会新V [ スポーツ ] 2015年04月16日第1回赤穂市中学生テニス [ スポーツ ] 2015年04月14日希望ふくらませて入学式 [ 子供 ] 2015年04月07日澄んだ音色は頑張った証 ランドセルカバー寄贈、今年は透明 しおさいテニスクラブ25周年大会 [ スポーツ ] 2015年03月26日赤穂弓友会3月例射会 [ スポーツ ] 2015年03月23日バイオリン教室が練習成果を発表 改修完了「難破船」で海賊気分 茶臼山に市木と市花を植樹 速さ磨いて空手道の全中選抜へ 少林寺拳法、相生産からも全国高校選抜 [ スポーツ ] 2015年03月11日アマモ場再生へ一人1株 個性さまざま、ネーム書道展 [ 子供 ] 2015年03月09日
コメントを書く