一陽会員の廣門さん 母校の赤穂小へ作品寄贈
2021年11月24日
母校へ作品を寄贈した廣門幸三さん(右)
古びたパワーショベルを写実的に描いた「作業車II」。2004年の第50回記念一陽展に出品したF130号(194センチ×162センチ)の大作で、さびた金属の質感までリアルに表現している。廣門さんと旧知の大橋正樹・学校運営協議会長の協力で寄贈が決まった。
廣門さんは1960年度に同校を卒業。40代になってから創作活動に取り組み、2010年に一陽会の会員に推挙された。重機や工場をモチーフに産業文明の功罪を暗示する作品を描き続け、14年には会員賞を受賞した。
作品は2階多目的ホールの壁面に飾られる予定で、「母校に作品を飾ってもらえて光栄。子どもたちにも絵に興味を持ってほしい」と廣門さん。北里浩士校長は「地元の美術家の作品を身近に見ることができるのはありがたい。自分も描いてみたいと思う子が増えてほしい」と話している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2021年11月27日号(2440号) 4面 (7,545,381byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
景観形成重要建造物に「坂越まち並み館」 [ 文化・歴史 ] 2023年03月01日江戸期の赤穂塩業 塩田開発や経営の側面から考察 [ 文化・歴史 ] 2023年02月28日日本遺産写真展 最優秀賞に武村晴人さん「追憶」 [ 文化・歴史 ] 2023年02月28日素直な歌声にほっこりと 5日に児童合唱団の定演 赤穂緞通の図録冊子を自費出版 [ 文化・歴史 ] 2023年02月18日山鹿素行が築かせた石垣 赤穂城二之丸門 [ 文化・歴史 ] 2023年02月18日第38回赤穂民報習字紙上展の入賞者 広重から近現代まで「華」版画展 [ 文化・歴史 ] 2023年02月17日福浦の奥道一二美さん 趣味の水彩画展 [ 文化・歴史 ] 2023年02月15日「一部浪士の脱盟は広島藩の意向か」義士会講演会 [ 文化・歴史 ] 2023年02月12日播磨各地の城下町 発掘成果の特別展 [ 文化・歴史 ] 2023年02月10日日本遺産写真展 図書館で3日から [ 文化・歴史 ] 2023年02月02日赤穂の魅力再発見講座 有年山城のフィールドワークも 故西山松之助氏 生誕110年記念で特別展 [ 文化・歴史 ] 2023年01月25日塩竈神社など日本遺産文化財に説明板 [ 文化・歴史 ] 2023年01月22日
コメントを書く