飼い主いない猫の不妊手術費助成導入 西播磨で初
2022年05月06日
野良猫の繁殖を抑制することで糞尿被害などを減らそうと、赤穂市は飼い主のいない猫に不妊・去勢手術を施して終生飼養する市民や自治会に手術費を助成する制度を4月から導入した。西播磨の市町では初めて。
協力病院で手術した猫を室内で終生飼養することを条件に1頭につきオス5千円、メス1万円を上限に助成。やむを得ない理由で室内飼いできなければ、地域の理解を得た上で適正に飼養しようとする場合も助成対象に認める。年度内に1人5頭(自治会は10頭)まで申請できる。
市によると、4月20日時点で1件5頭の申請を受理した。オス、メス各30頭分の助成額を今年度一般会計に予算計上しており、引き続き申請を受け付けている。
環境省によると、春先に生まれたメスの子猫はその年の秋には子猫を産めるようになり、1回の出産で4〜8頭を産む。1年に2〜4回の出産が可能で、「計算上は、1頭のメス猫から1年で20頭、2年で80頭以上」に繁殖する可能性があるとされる。
そのため、飼い主のいない猫に不妊手術を行って一代限りの命をまっとうさせる「TNR活動」が行われるようになり、手術済みの目印として片方の耳を桜の花びらのような形にカットすることから「さくらねこ」と呼ばれる。
赤穂市内では昨年8月に発足したボランティアグループ「赤穂の野良猫を地域猫にする会」(土居裕二会長)がクラウドファンディングで集めた資金も活用して今年3月末までに31か所計212頭を捕獲して手術。里親が見つかった29頭を除き、元の場所に戻した。土居会長によると、まだ捕獲されていない猫は、同会が確認できただけで市内に116頭いるという。
市と定期的に意見交換会を開くなどして助成制度の導入を要望してきた同会は「地域の環境を守るために制定した制度。活用が進むように今後も協力や提案をしていきたい」とコメント。「残念ながら、猫の遺棄や虐待を疑われるケースに遭遇することがある」といい、「助成制度と合わせて、正しい猫の飼育についての普及啓発も求められる」としている。
助成制度に関する問い合わせは市環境課Tel43・6821。
協力病院で手術した猫を室内で終生飼養することを条件に1頭につきオス5千円、メス1万円を上限に助成。やむを得ない理由で室内飼いできなければ、地域の理解を得た上で適正に飼養しようとする場合も助成対象に認める。年度内に1人5頭(自治会は10頭)まで申請できる。
市によると、4月20日時点で1件5頭の申請を受理した。オス、メス各30頭分の助成額を今年度一般会計に予算計上しており、引き続き申請を受け付けている。
環境省によると、春先に生まれたメスの子猫はその年の秋には子猫を産めるようになり、1回の出産で4〜8頭を産む。1年に2〜4回の出産が可能で、「計算上は、1頭のメス猫から1年で20頭、2年で80頭以上」に繁殖する可能性があるとされる。
そのため、飼い主のいない猫に不妊手術を行って一代限りの命をまっとうさせる「TNR活動」が行われるようになり、手術済みの目印として片方の耳を桜の花びらのような形にカットすることから「さくらねこ」と呼ばれる。
赤穂市内では昨年8月に発足したボランティアグループ「赤穂の野良猫を地域猫にする会」(土居裕二会長)がクラウドファンディングで集めた資金も活用して今年3月末までに31か所計212頭を捕獲して手術。里親が見つかった29頭を除き、元の場所に戻した。土居会長によると、まだ捕獲されていない猫は、同会が確認できただけで市内に116頭いるという。
市と定期的に意見交換会を開くなどして助成制度の導入を要望してきた同会は「地域の環境を守るために制定した制度。活用が進むように今後も協力や提案をしていきたい」とコメント。「残念ながら、猫の遺棄や虐待を疑われるケースに遭遇することがある」といい、「助成制度と合わせて、正しい猫の飼育についての普及啓発も求められる」としている。
助成制度に関する問い合わせは市環境課Tel43・6821。
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コメント
個人でやると、もし特定した人が近所の人なら関係が悪くなるし近所トラブルになると思ったら怖いです。
地域の環境を守るために環境課があるし税金もはらっているし‼
市役所は、面倒な事を市民に押しつけている気がします。
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投稿:お願いしたい 2022年05月17日「猫が可愛そうだから餌をあげているけど、近所迷惑になっていることもわかっているし、どうしたらいいかわからない。」みたいな方がいるのだと想像しました。
猫害に困っている方は、餌付けしている人を特定して「終生飼養」などの項目を約束してもらい、申請するように説得するしかないかなと思いました。
15 8
投稿:猫苦手です 2022年05月17日飼養方法2のチェック項目‼
□地域で適正飼養(ふん尿の処理、餌の管理等)を行う。
□地域からの苦情等は、責任をもって対応する。
上の様な、項目があります。
家の庭に野良猫が糞をして困るので、助成金で増えない様に避妊去勢すると、その猫の責任は依頼がすべて持つと言う事になりますね。
飼養の項目さえ、無ければ良い助成金だと思いますがハードルが高すぎる。
他の市の助成金と比べても、こんな項目は無いと感じます。
どうか、赤穂市は誰でも猫問題で困っている人達に、助成金が使える様に申込み内容の改善をお願いします。
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投稿:市民 2022年05月16日ボランティアや里親希望の人が少しでも負担なく去勢に協力出来る制度ですよ
5 15
投稿:太郎 2022年05月16日何で、猫の糞害に困っている被害者が避妊去勢した後、野良猫の面倒を見ないといけないのですか?
それは、野良猫を増やした人や猫を捨てた人に言う言葉では?
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投稿:市民 2022年05月16日今回の助成金の目的は、TNR(避妊 去勢)!
野良猫の寿命は5~6年と言うデータから避妊去勢を進めると5~6年後には赤穂から野良猫の姿が無くなると言う考えだと思っています。
これて、猫好きより猫嫌いの人にメリットがあるのでは?
7 3
投稿:市民 2022年05月15日里親に出すには、病気の検査5000円 ワクチン5000円 蚤取りの薬2000円 合計12000が必要だと聞いています。
今回のクラファンの資金だけだと何百匹もいる赤穂の猫を避妊去勢するだけでも足りない状態かも?
ましてや、猫カフェなど資金も足りないし、カフェの経営経験の無いボランティアの人達に望むのは無理な話しかも。
数人のボランティアさんしかいない赤穂の現状では、できるだけ多くの野良猫の避妊去勢を進め、野良猫の数が減ってから里親の対策を考えるしか無いと感じています。
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投稿:赤穂市民 2022年05月15日29 3
投稿:困っています。 2022年05月15日21 15
投稿:公園 2022年05月11日前に野良猫を里親に募集してたけど去勢は各自させてたのがあったけどクラファンした団体が去勢ワクチンした上で猫カフェとかしながら里親募集したら猫にも地域にもWINWINなのでは?
20 12
投稿:赤穂市民 2022年05月10日17 33
投稿:ガンバレ 2022年05月10日この団体はある議員に依頼し、その議員が積極的に動いてくれた事が制度の創設に影響していると思われます
反対の方は何か動かれていたのでしょうか
具体的に議員にも依頼して積極的に動いているのと何も言わないのではどちらが優先されるかは自明です
今後市政を動かしたいのなら口先だけでなく具体的に動く事が重要です
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投稿:太郎 2022年05月10日今の赤穂市にとって優先すべきことなんでしょうか?
正直、誰得で不正受給し放題のように思います。
市民の税金です。もっと違う処に有意義に使っていただきたいのですが………
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投稿:50代トラックドライバー 2022年05月09日我が家に野良猫が寄り付いて、敷地内に侵入したり糞害したりして迷惑しております。
猫が好きな人はいいですが、苦手だったり、アレルギーがあったり、糞害がある者からすると、猫も害獣です。
“地域猫”は綺麗事のように思えて仕方ありません。
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投稿:赤穂市民 2022年05月08日コメントを書く