赤穂高校で市職員が出前授業
2022年06月01日
海浜町の赤穂高校(大角謙二校長)で31日、外部講師による出前授業があり、赤穂市環境課の中濱祐介係長(36)が「大気環境〜目に見えなくてもそこにある」と題し、総合科学探究類型で学ぶ2年生7人に講義した。
生徒たちの科学的な分野への興味関心をさらに高めようと、同校が包括的連携協定を結ぶ市に講師派遣を依頼。同類型の前身にあたる理数コースで学んだ同校OBの中濱係長が来校した。
中濱さんは、二酸化窒素や微小粒子状物質(PM2・5)など目には見えない気体や物質が呼吸器疾患などの健康被害をもたらす危険性を説明。市内8か所にある監視局のデータを基に市内の観測値が環境基準を下回っている一方、「光化学スモッグ注意報の発令が近年増えている」と懸念を語った。
また、国際的な環境課題となっている地球温暖化による雨量増加や海面水位上昇の将来予測を解説。産業部門由来の二酸化炭素排出量の割合が日本全体では34%なのに対し、赤穂市では89%に上るとのデータを示した。
来月にも再び中濱さんを講師に招き、水環境について学ぶ予定。将来は化学について学びたいという鷲尾陽向(ひなた)さん(16)は「大気に含まれる物質や地球温暖化など、今まで知らなかったことを具体的な数値で教えてもらえて勉強になった。次回も楽しみです」と感想を話した。
赤穂高校で市職員が講師を務めた出前授業
生徒たちの科学的な分野への興味関心をさらに高めようと、同校が包括的連携協定を結ぶ市に講師派遣を依頼。同類型の前身にあたる理数コースで学んだ同校OBの中濱係長が来校した。
中濱さんは、二酸化窒素や微小粒子状物質(PM2・5)など目には見えない気体や物質が呼吸器疾患などの健康被害をもたらす危険性を説明。市内8か所にある監視局のデータを基に市内の観測値が環境基準を下回っている一方、「光化学スモッグ注意報の発令が近年増えている」と懸念を語った。
また、国際的な環境課題となっている地球温暖化による雨量増加や海面水位上昇の将来予測を解説。産業部門由来の二酸化炭素排出量の割合が日本全体では34%なのに対し、赤穂市では89%に上るとのデータを示した。
来月にも再び中濱さんを講師に招き、水環境について学ぶ予定。将来は化学について学びたいという鷲尾陽向(ひなた)さん(16)は「大気に含まれる物質や地球温暖化など、今まで知らなかったことを具体的な数値で教えてもらえて勉強になった。次回も楽しみです」と感想を話した。
<前の記事 |
[ 社会 ]
建設中の「坂越大橋」を現地視察 [ 社会 ] 2015年08月15日コンビニで強盗防犯訓練 [ 社会 ] 2015年08月11日外部評価の10事業が決定 [ 社会 ] 2015年08月10日飲食店の衛生管理をチェック [ 社会 ] 2015年08月10日「いじめは許されない暴力」市民大会で宣言 風致地区メガソーラー計画、市が許可 [ 社会 ] 2015年08月08日いじめ追放市民大会、9日開催 希少種トンボがベランダで羽化 [ 社会 ] 2015年08月01日排水口下流で大腸菌群数上昇〜中ノ谷川 [ 社会 ] 2015年08月01日関電が議会へ計画説明、CO2データ明かさず JR赤穂線、運転再開も「便数わずか」 [ 社会 ] 2015年07月18日「尾崎のまちを考える会」に大臣表彰 [ 社会 ] 2015年07月18日千種川生物調査の冊子刊行 【台風関連情報】すべての避難準備情報を解除 [ 社会 ] 2015年07月17日【台風関連情報】有年、富原地区の避難準備情報を解除 [ 社会 ] 2015年07月17日
コメントを書く