「産廃計画断固阻止」住民投票へ総決起集会
2022年06月12日
西有年と上郡町梨ヶ原にまたがる山林一帯で計画されている管理型産業廃棄物最終処分場建設をめぐり、上郡町民の賛否を問う住民投票へ向けた総決起集会が12日、同町上郡の生涯学習支援センターであり、梅田修作町長と牟礼正稔市長が来賓として出席。投票を呼び掛けた。
同町では、昨年7月の町長選で「産廃計画阻止」と住民投票実施を公約に掲げて初当選した梅田町長が「町民の意思を直接に確認し、町政に反映する」ことを目的に住民投票条例案を提出して可決。梅田町長は今年3月、「今夏の参院選との同時実施」を表明した。
総決起集会は同計画に反対の立場をとる住民団体「上郡産廃問題対策協議会」が主催した。梅田町長は「住民投票の成功には市、町、議会、そして住民が一丸となって行動することが欠かせない。民意に勝るものはない。住民投票で業者が撤退した事例は複数ある」と投票行動を喚起。牟礼市長は「大切な千種川を自分たちの代だけではなく、将来未来につないでいく必要がある。どうか住民投票の成功を」と激励した。
集会はコロナ感染防止対策で座席数を半分にして開かれ、約230人が来場。長岡壮壽県議、赤穂市議会の山田昌弘議長、「産業廃棄物最終処分場建設反対赤穂市民の会」の勝田三好会長も来賓としてあいさつした。
最後は「自らの将来を自らの手で決めるための貴重な機会。こぞって投票に行き、産廃計画阻止の断固たる意思を表明します」とする総決起集会宣言を満場一致で採択し、がんばろうコールで締めくくった。
塚本義勝会長は「予想を上回る来場があり、関心と熱意の高まりを感じた。この勢いを7月の投票につなげたい」と意気込んだ。
掲載紙面(PDF):
2022年6月18日号(2466号) 1面 (10,346,216byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
管理型産業廃棄物最終処分場建設計画への賛否を問う住民投票へ向けて士気を高めた総決起集会
同町では、昨年7月の町長選で「産廃計画阻止」と住民投票実施を公約に掲げて初当選した梅田町長が「町民の意思を直接に確認し、町政に反映する」ことを目的に住民投票条例案を提出して可決。梅田町長は今年3月、「今夏の参院選との同時実施」を表明した。
管理型産業廃棄物最終処分場建設計画への賛否を問う住民投票へ向けて士気を高めた総決起集会
総決起集会は同計画に反対の立場をとる住民団体「上郡産廃問題対策協議会」が主催した。梅田町長は「住民投票の成功には市、町、議会、そして住民が一丸となって行動することが欠かせない。民意に勝るものはない。住民投票で業者が撤退した事例は複数ある」と投票行動を喚起。牟礼市長は「大切な千種川を自分たちの代だけではなく、将来未来につないでいく必要がある。どうか住民投票の成功を」と激励した。
集会はコロナ感染防止対策で座席数を半分にして開かれ、約230人が来場。長岡壮壽県議、赤穂市議会の山田昌弘議長、「産業廃棄物最終処分場建設反対赤穂市民の会」の勝田三好会長も来賓としてあいさつした。
最後は「自らの将来を自らの手で決めるための貴重な機会。こぞって投票に行き、産廃計画阻止の断固たる意思を表明します」とする総決起集会宣言を満場一致で採択し、がんばろうコールで締めくくった。
塚本義勝会長は「予想を上回る来場があり、関心と熱意の高まりを感じた。この勢いを7月の投票につなげたい」と意気込んだ。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2022年6月18日号(2466号) 1面 (10,346,216byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
出水期前に防潮施設をチェック [ 社会 ] 2024年06月03日《市民病院医療事故多発》脳外科医2人を書類送検 業務上過失傷害容疑 病院は過失否定 詐欺未遂犯、建造物侵入犯など検挙 優良警察官を表彰 [ 社会 ] 2024年05月29日「理科好きの子ども増やそう」近畿大工学部と連携協定 赤穂小のPTA改革 任意加入を明確化 学級委員廃止も 手術支援ロボを導入 赤穂中央病院 [ 社会 ] 2024年05月25日「暴追の旗守り続ける」断つ会が会長改選 [ 社会 ] 2024年05月24日高取峠に忠臣蔵アート看板 赤穂高校美術部が制作 [ 社会 ] 2024年05月19日「知恵と工夫で千種川を世界に誇れる川に」 [ 社会 ] 2024年05月13日商議所青年部新会長に金礪慶氏 [ 社会 ] 2024年05月07日市自治功労者 塩屋の山田和子さんら5人 [ 社会 ] 2024年05月07日令和6年春の叙勲 赤穂市から2人受章 [ 社会 ] 2024年05月06日6年ぶり消防操法大会 優勝は第6分団 [ 社会 ] 2024年05月05日「消滅可能性自治体」全国744 赤穂市も瀬戸際 [ 社会 ] 2024年04月27日青木さやかさん「後押ししてくれる仲間を」新入社員にエール
コメントを書く