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4年に一度のWゲームズへ6度目出場

 2022年07月02日 
 非五輪競技・種目を中心に4年に一度開かれる国際競技大会「ワールドゲームズ」(7月7〜17日、米アラバマ州バーミングハム市)に若草町の福島友佳子さん(52)=パワーハウス赤穂=がパワーリフティング女子日本代表として出場。セコンドを務める夫・和文さん(55)と2人でメダルを目指す。

4年に一度のワールドゲームズで表彰台を目指す福島友佳子さんとセコンドの夫・和文さん


 昨年11月にノルウェーで開かれた世界選手権女子47キロ級で優勝。自身6度目となるワールドゲームズの出場を確定させた。今年5月の日本選手権で25年連続26度目の優勝を飾った後はコンディション調整に専念している。

 先月21日には東京都内で開かれた日本代表選手壮行会に出席した。公開競技を含めて22競技143人の選手が日本から出場する中、福島さんの出場回数は全選手を通じて最多。レジェンドと呼ぶべき存在だ。

 世界選手権はベンチプレス選手権を含めて通算14度制し、2012年には日本人女性で初めて世界殿堂入りを果たした。ワールドゲームズは世界選よりも競技階級が少なく、一つ上の52キロ級でのエントリーとなる。前回大会を含めて2度の2位があるが、表彰台の真ん中に立ったことはまだない。

 「まずは表彰台。一つでも良い色のメダルを獲れるように、満足のいく試合運びを」と福島さん。スクワット、ベンチプレス、デッドリフトのバーベル3種目の合計重量を競うパワーリフティング競技はライバル選手との駆け引きで緻密な計算や作戦が求められるためセコンドの役割は大きい。

 妻から「全幅の信頼があります」と頼りにされている和文さんは「僕が緊張したら、友佳子にも伝わってしまうので普段通りに」と平常心で支えるつもりだ。
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掲載紙面(PDF):
2022年7月2日号(2468号) 1面 (8,006,827byte)
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