大石家の家紋入りヨット走る
2010年04月11日
ジュニアセーラーたちが果敢に挑んだヨットレース
同杯が坂越で行われるのは3回目。今大会から「忠臣蔵」の冠が付けられた。広島など県外からの遠征勢を含む小3から中3まで13人が参加し、前日は交歓会で親睦を深めた。
雨天でほぼ無風という厳しいコンディション。帆に大石家の家紋がプリントされた艇でレースに臨み、風の変化に神経を集中した。選手たちは時折吹く風速1〜2メートルほどの微風を捕えようと懸命にセールを操った。
レース3回の着順ポイントを合計し、優勝は鳥取市の小学5年生、椎木秀映君(11)。ヨットを始めて1年という椎木君は「風と潮の流れが分かったので実力以上に成果が出た。友達も出来たので来年も出場したい」と優勝カップを手にうれしそうだった。
レース終了後は選手、大会関係者全員で会場周辺のごみ拾いを行い、海への感謝の気持ちを育んだ。
上位成績は次のとおり。
▽優勝=椎木秀映(クローバーリーフクラブ)
▽準優勝=高谷道也(赤穂ジュニア)
▽3位=岡野颯汰(同)
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掲載紙面(PDF):
2010年4月17日(1892号) 4面 (7,267,658byte)
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