牟礼氏が市政報告会「今後も市政運営したい」
2022年08月14日
任期満了まであと約半年となっている牟礼正稔市長(68)の市政報告会が13日、中広の赤穂化成ハーモニーホールであった。牟礼氏は「今後も赤穂市政を運営させていただきたい」と政治意欲を表明した。
牟礼氏は2度目の出馬となった2019年1月の市長選で当時現職の明石元秀氏を破り初当選。関係者によると、当選後に市政報告会を開いたのは今回が初めてという。
牟礼氏は市長就任以降の約3年半について、日本遺産認定や観光・定住戦略の策定、ふるさと寄付金の増収、土地区画整理事業の進捗といった実績や取り組んだ施策をアピールした一方、職員の不祥事や新型コロナ、市民病院の経営問題などの対応に追われたと回顧した。
前回選挙で公約に掲げた施策では、現在は第3子以降にとどまっている学校給食費無償化について「まずは老朽化している給食センターの建設を優先した。必ずや公約の実現をはかっていきたい」とした。新田地区の土地開発は「早期の事業着手に向け、県と協議中」と語るにとどめた。産廃処分場建設計画に対しては、水源保護条例制定と水源保護地域指定の実績を示した上で「今後も『反対』の立場で活動していく」と述べた。
また、先月に表明した「ゼロカーボンシティ宣言」を受けて環境省が募集する「脱炭素先行地域」に応募する意向を新たに示した。財政難と医療事故問題で揺れる市民病院の経営改善と信頼回復に関しては具体的な言及はなかった。
市政報告会には支援者など約240人が参加。来賓として山田昌弘議長、山口壮衆院議員、池畑浩太朗衆院議員がスピーチしたほか、市議9人が来場した。
掲載紙面(PDF):
2022年8月27日号(2474号) 1面 (6,501,674byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
市政報告会で政治意欲を表明した牟礼正稔市長
牟礼氏は2度目の出馬となった2019年1月の市長選で当時現職の明石元秀氏を破り初当選。関係者によると、当選後に市政報告会を開いたのは今回が初めてという。
牟礼氏は市長就任以降の約3年半について、日本遺産認定や観光・定住戦略の策定、ふるさと寄付金の増収、土地区画整理事業の進捗といった実績や取り組んだ施策をアピールした一方、職員の不祥事や新型コロナ、市民病院の経営問題などの対応に追われたと回顧した。
前回選挙で公約に掲げた施策では、現在は第3子以降にとどまっている学校給食費無償化について「まずは老朽化している給食センターの建設を優先した。必ずや公約の実現をはかっていきたい」とした。新田地区の土地開発は「早期の事業着手に向け、県と協議中」と語るにとどめた。産廃処分場建設計画に対しては、水源保護条例制定と水源保護地域指定の実績を示した上で「今後も『反対』の立場で活動していく」と述べた。
また、先月に表明した「ゼロカーボンシティ宣言」を受けて環境省が募集する「脱炭素先行地域」に応募する意向を新たに示した。財政難と医療事故問題で揺れる市民病院の経営改善と信頼回復に関しては具体的な言及はなかった。
市政報告会には支援者など約240人が参加。来賓として山田昌弘議長、山口壮衆院議員、池畑浩太朗衆院議員がスピーチしたほか、市議9人が来場した。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2022年8月27日号(2474号) 1面 (6,501,674byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 政治 ]
《西有年産廃》上郡で住民投票目指す動き 新総合計画案 目標人口「4万2000人」 [ 政治 ] 2020年07月04日6月議会一般質問 主なやり取り [ 政治 ] 2020年07月02日今年の義士祭「例年通りの規模困難」 市独自の中小企業給付金 6月30日から受付 新型コロナ緊急対策 第3弾を発表 [ 政治 ] 2020年06月22日事業進捗「87・7点」市が自己評価 [ 政治 ] 2020年06月20日6月議会一般質問 コロナ関連に集中 [ 政治 ] 2020年06月18日《西有年産廃》「処分場建設反対」意見書議決へ [ 政治 ] 2020年06月18日県が高潮対策10年計画 赤穂市内は3か所 売上減の中小事業者に給付金10万円、家賃補助5万円 9割が「定住希望」も将来は悲観 新型コロナ追加支援策 6月議会に上程へ 商工業者中心に追加支援求める声【一部既報】 補正予算案可決 早くも迫られる追加策
コメント
15 2
投稿:赤穂民報 2022年08月14日私もその字で申請書出したのですが、担当から牟ネ豊です、書き直して下さいと言われました。
選挙の時は平仮名だったかと思いますが、どの字が正しいのですか?
正直困ります。
6 12
投稿:赤穂民報様 2022年08月14日コメントを書く