変わりゆく工場跡地に感慨
2009年02月28日
今から80年前に撮影された開業前の工場全景=渡瀬さん提供
同工場は大阪合同紡績会社の赤穂工場として昭和3年12月に開業。3年後に東洋紡績と合併し、「日本一の品質を誇るシャツ地一貫工場」として名をはせた。しかし、経済状況の変化で徐々に需要が減少し、平成18年にグループ会社に統合。工場は廃止となった。
写真の左下隅に「3.9.1」の文字があり、操業開始3カ月前の工場を雄鷹台山から撮ったものと思われる。
渡瀬さんによると、今、ジャスコ赤穂店が建っているところに野球場があり、文化会館や図書館の辺りは社宅だったという。そして現在、工場跡地では複合商業施設の建設が進んでいる。
「変わりゆく姿に一抹のさびしさを覚える」と渡瀬さん。「私たちにとって青春の思い出がいっぱい詰まった場所。これからも行く末を見守りたい」としみじみ話していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2009年2月28日(1837号) 4面 (8,242,442byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「ここからドア」無料で貸し出し 「夢や希望の思い出残して」 [ 街ネタ ] 2024年12月20日花壇整備の公園で花に囲まれ歌う [ 街ネタ ] 2024年11月11日中浜町で今年もカボチャのハロウィン飾り [ 街ネタ ] 2024年10月19日夜空に長い尾「紫金山・アトラス彗星」坂越の前田邦稔さん撮影 [ 街ネタ ] 2024年10月15日黒崎町の市道路肩にスイカ [ 街ネタ ] 2024年10月15日この季節に珍しい桜の花咲く [ 街ネタ ] 2024年10月02日生活の中にある美術 89歳男性がアートギャラリー 城南緑地のコクチョウ死ぬ [ 街ネタ ] 2024年05月17日一本のハナミズキに赤と白の花 [ 街ネタ ] 2024年04月27日「見た目にだまされないで」創作パンで詐欺防止PR [ 街ネタ ] 2024年03月09日路傍の掲示板に善意の書 続けて30年 男性の思い 城南緑地の飼育施設 ウサギの数ついにゼロ [ 街ネタ ] 2023年12月17日電動カートの下敷きになった半身麻痺の女性助けた「地獄に仏」 [ 街ネタ ] 2023年12月13日赤穂駅南ロータリーにイルミ設置 義士祭前夜と当夜に点灯 [ 街ネタ ] 2023年12月08日高齢者クラブが野菜栽培 交流と生きがいに [ 街ネタ ] 2023年10月28日
コメント
懐かしいなー(*^o^*)今はどうなってるのかな?
0 0
投稿:小林鈴江 2018年08月11日私は昔赤穂工場で働かせていただいていた者です。
当事一緒に働いていた方達の事を懐かしく想い出します。
1 0
投稿:鎌田千穂 2014年08月10日コメントを書く