忠臣蔵のふるさと・播州赤穂の地域紙「赤穂民報」のニュースサイト
文字の大きさ

赤穂民報


  1. トップページ
  2. 街ネタ
  3. 記事詳細

大屋根の上に子猫 地上十数メートルの救出劇

 2022年12月29日 
  加里屋の隨鴎寺(鴎は正しくは區に鳥)で29日、本堂の大屋根のてっぺんに猫が取り残されているのを江西謙州住職が見つけた。首輪があり、飼い猫とみられ、救助活動が行われた。

大屋根の上に子猫 地上十数メートルの救出劇


 江西住職の話では前日の午前、大屋根のあたりでカラスが激しく鳴く声が聞こえたという。見上げると、地上十数メートルの高さにある主棟に白黒の猫が一匹。カラスに追い立てられて逃げ登ったものとみられる。

本堂の大屋根に取り残された猫。地上からの高さは十数メートルはある


 「自分で上がれたのだから、そのうち自分で降りるだろう」との近所の人の話に納得したが、翌朝になってもほぼ同じ場所に猫の姿が。助けてくれそうな公的機関に電話をかけたが、動物愛護センターはすでに年内の業務を終え、消防は出動は難しいとのことだった。

前日から丸1日、屋根の上で過ごしたとみられる


 猫は丸一日飲まず食わずのはず。何とか助ける手立てはないかと同寺が八方手を尽くしていたところ、たつの市内で石材業を営む三辻正明さん(43)がやって来た。三辻さんは自宅で猫を3匹飼っている猫好きで、ちょうど赤穂市内の仕事現場に行く途中、同寺の相談を受けた仕事仲間から話を聞いて駆け付けたという。

 三辻さんは本堂の周りを下見して安全に登れる筋道を見つけると、スルスルと大屋根へ。主棟にまたがってじりじりと猫に近づき、手で捕まえた。

 「まだ生まれて1年くらいちゃうかな。びびってよう降りへんかったんやろ。抱えたら震えとった」と三辻さん。猫にけがはなかったようで、「助けられて良かった」と走り去っていく猫を見送った。

男性が大屋根に上がり猫を救助


無事救助された猫



<前の記事


コメント

ほっこりニュースは嬉しいけど安全装備もなくよく上がりましたね。

17  0

投稿:ako 2022年12月30日

無事に救出出来てよかった。
このまま年越し…なんて猫もたまったものでないね。

23  2

投稿:よかった! 2022年12月29日

コメントを書く

お名前 (必須。ペンネーム可):

メールアドレス (任意入力 表示されません):

内容 (必須入力):

※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。
今週のイベント・催し
23
(月)
 
24
(火)
25
(水)
26
(木)
27
(金)
 
28
(土)
 
29
(日)

最新のコメント

  • JR播州赤穂駅「みどりの窓口」11月末で廃止←赤穂民報(11/23)
  • JR播州赤穂駅「みどりの窓口」11月末で廃止←赤穂の市民(11/23)
  • 対立候補「支持」の牟礼正稔・赤穂市長「信念に基づいて行動」「選挙終わればノーサイド」←赤穂も改革しよう!(11/22)

各種お申込み

以下より各お申込み、資料請求フォームにリンクしています。ご活用下さい。

スマホサイトQRコード

スマホ用URLをメールでお知らせ!
e-mail(半角入力)


ドメイン指定受信をされている方は「@ako-minpo.jp」を指定してください。

閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警
閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警