《市長選2023》現職・牟礼氏が無投票で再選
2023年01月15日
任期満了に伴い15日に告示された赤穂市長選は現職の牟礼正稔氏(68)=無所属=の他に立候補の届け出はなく、同氏の再選が無投票で決定した。
牟礼氏は加里屋の選挙事務所で支持者や家族らと万歳。無投票での当選となったことについて、「4年間の実績に対し、市民の皆様方の信任をいただいたものと改めて感謝と身の引き締まる思い」と述べ、公約に掲げた安全安心な医療体制の確立や産廃最終処分場建設計画への反対、学校給食費無償化の実現へ意欲を語った。
同市長選が無投票となったのは、豆田正明氏が3選された2011年以来12年ぶり。当選時の年齢は小幡栄亮氏が5選したときの71歳に次いで2番目に高齢となった。
牟礼氏は当選決定後、報道陣の取材に応じた。主なやり取りは次のとおり。
ーー2期目に取り組みたいことは。
「将来の子供たちに、この赤穂を選んでもらえるようなまちづくりをしたい。そのために子育て支援の充実をまず図っていきたい。学校給食センターの建て替えを進め、学校給食の完全無償化を早期に実現したい。安心して子育てできるように産後ケア、不妊治療を充実させたい」
「産業廃棄物処分場の計画については断固として反対をするという立場で引き続きやっていきたい。千種川の水、豊かな瀬戸内海を守ることに私の生涯をかけて取り組む」
ーー市民病院についてはどのように取り組んでいくか。
「一生懸命、事業管理者と院長の下、経営改善に取り組んでもらっている中だが、子どもたちを産み育てられる環境を作るためには不妊治療、産後ケアの充実を図っていきたい」
ーー無投票となったことをどう受け止めているか。
「さまざまな意見があると思うが、この4年間の私の実績を評価して市民の皆さんが選択していただいたと私自身は考えている。投票はなかったが、市民からの付託に改めて身の引き締まる思いをしている。重責を感じている。無投票を安閑ととらえるわけにはいかない。付託に応えられるように全力で取り組んでいく」
ーー出馬表明の際に、「4年後に次の方にバトンタッチできれば」との発言があった。
「政治家というものは、いつまでもやっていけるものではないし、やっていくものでもないという信念を持っている。4年間の任期を精一杯全力でやっていく。その結果、次がどうなるかは市民の皆さんが決めること」
関連サイト:
【関連記事】牟礼候補「次の4年で市民の豊かさ実現」
現職の牟礼正稔氏が無投票で再選
牟礼氏は加里屋の選挙事務所で支持者や家族らと万歳。無投票での当選となったことについて、「4年間の実績に対し、市民の皆様方の信任をいただいたものと改めて感謝と身の引き締まる思い」と述べ、公約に掲げた安全安心な医療体制の確立や産廃最終処分場建設計画への反対、学校給食費無償化の実現へ意欲を語った。
無投票で再選が決まり、支持者や家族らと万歳して喜ぶ牟礼正稔氏
同市長選が無投票となったのは、豆田正明氏が3選された2011年以来12年ぶり。当選時の年齢は小幡栄亮氏が5選したときの71歳に次いで2番目に高齢となった。
牟礼氏は当選決定後、報道陣の取材に応じた。主なやり取りは次のとおり。
ーー2期目に取り組みたいことは。
「将来の子供たちに、この赤穂を選んでもらえるようなまちづくりをしたい。そのために子育て支援の充実をまず図っていきたい。学校給食センターの建て替えを進め、学校給食の完全無償化を早期に実現したい。安心して子育てできるように産後ケア、不妊治療を充実させたい」
「産業廃棄物処分場の計画については断固として反対をするという立場で引き続きやっていきたい。千種川の水、豊かな瀬戸内海を守ることに私の生涯をかけて取り組む」
ーー市民病院についてはどのように取り組んでいくか。
「一生懸命、事業管理者と院長の下、経営改善に取り組んでもらっている中だが、子どもたちを産み育てられる環境を作るためには不妊治療、産後ケアの充実を図っていきたい」
ーー無投票となったことをどう受け止めているか。
「さまざまな意見があると思うが、この4年間の私の実績を評価して市民の皆さんが選択していただいたと私自身は考えている。投票はなかったが、市民からの付託に改めて身の引き締まる思いをしている。重責を感じている。無投票を安閑ととらえるわけにはいかない。付託に応えられるように全力で取り組んでいく」
ーー出馬表明の際に、「4年後に次の方にバトンタッチできれば」との発言があった。
「政治家というものは、いつまでもやっていけるものではないし、やっていくものでもないという信念を持っている。4年間の任期を精一杯全力でやっていく。その結果、次がどうなるかは市民の皆さんが決めること」
<前の記事 |
関連サイト:
【関連記事】牟礼候補「次の4年で市民の豊かさ実現」
[ 社会 ]
市民病院の患者数減が深刻 診療単価増だけでは目標達成困難か [ 社会 ] 2023年12月24日議員協議会でも「定数1人減」が過半数 自民党パーティー券不正問題 山口氏「全く関与していない」 「現行定数多い」議員の半数回答 「30人が望ましい」の声も 吸引機能を一時喪失 点検で人為ミス 赤穂市民病院 子どもたちを交通事故から守りたい 「伊達直人」が呼び掛け 山陽道の通行止め解除「15日正午ごろ」 [ 社会 ] 2023年12月13日有年地区に「お試し暮らし住宅」長期滞在型 [ 社会 ] 2023年12月13日海浜公園活性化へ「うみの会議」アイデア出し合う [ 社会 ] 2023年12月12日赤穂港に初の自衛艦 一般公開に1000人超 [ 社会 ] 2023年12月11日山陽道の通行止め「15日ごろ解除」義士祭には間に合わず? [ 社会 ] 2023年12月08日「モンダいは飲酒運転、ミンなでヘルメット」 [ 社会 ] 2023年12月07日赤穂市消費者協会の3人 県自治賞など受賞【訂正あり】 [ 社会 ] 2023年12月06日《市民病院医療事故多発》被害患者が脳外科医を刑事告訴 赤穂青年会議所 12月末で解散 60年の歴史に幕 [ 社会 ] 2023年12月02日
コメント
12 3
投稿:期待します、しかしさん 2023年01月20日20 1
投稿:大津地区の住民 2023年01月20日無料化以外にも、費用対効果のある子育て支援等はあるように思うのだが…
そのあたり再度精査して、挑んでいただきたい。
34 3
投稿:30代子育て世代 2023年01月19日38 6
投稿:まあまあ悪くはないが 2023年01月17日0 0
投稿:はりま人 2023年01月15日コメントを書く