5万年ぶり地球最接近の「ZTF彗星」
2023年01月31日
1月から2月にかけて地球に最接近し、今回の観測チャンスを逃すと二度と地球から見ることができないとされる「ZTF(ズィーティーエフ)彗星」を赤穂市内在住のアマチュア天体写真家Kさんが撮影した。
ZTF彗星は2022年3月、アメリカのパロマー山天文台が発見した。前回は5万年ほど前に太陽に接近。今後は軌道の変化によって太陽系から離れ、二度と戻らない可能性が高いとされる。
「八塔寺星を観る会」の会員で、およそ45年間の天体写真撮影歴があるというKさんは1月29日午前0時45分ごろ、自宅玄関前で赤道儀を使って32分露光で捉えた。緑色の彗星からうっすらと尾が伸びている様子が確認できる。
国立天文台によると、地球に最も接近するのは日本時間で2月2日未明。約4200万キロメートルまで近づいて約5等級の明るさになり、「市街地では肉眼で見ることは難しいと思われるが、双眼鏡を使うと見える可能性がある」という。15分ほど暗さに目を慣らしてから観察するとよいらしい。
掲載紙面(PDF):
2023年2月4日号(2494号) 1面 (5,509,724byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
約5万年ぶりに地球に接近しているZTF彗星=Kさん提供
ZTF彗星は2022年3月、アメリカのパロマー山天文台が発見した。前回は5万年ほど前に太陽に接近。今後は軌道の変化によって太陽系から離れ、二度と戻らない可能性が高いとされる。
「八塔寺星を観る会」の会員で、およそ45年間の天体写真撮影歴があるというKさんは1月29日午前0時45分ごろ、自宅玄関前で赤道儀を使って32分露光で捉えた。緑色の彗星からうっすらと尾が伸びている様子が確認できる。
国立天文台によると、地球に最も接近するのは日本時間で2月2日未明。約4200万キロメートルまで近づいて約5等級の明るさになり、「市街地では肉眼で見ることは難しいと思われるが、双眼鏡を使うと見える可能性がある」という。15分ほど暗さに目を慣らしてから観察するとよいらしい。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2023年2月4日号(2494号) 1面 (5,509,724byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
元市民病院脳外科医が科長と前院長、赤穂市を相手取り提訴 [ 社会 ] 2023年11月25日「日没後に大地震」松原町で防災避難訓練 [ 社会 ] 2023年11月12日海を隔てる柵撤去へ 県が赤穂海浜公園の再整備計画 [ 社会 ] 2023年11月11日治安に顕著な貢献 2署員に「赤穂の警察官賞」 [ 社会 ] 2023年11月10日150周年祝い母校にテント寄贈 [ 社会 ] 2023年10月31日第37代義士娘に小林優芽さん、前田留奈さん [ 社会 ] 2023年10月14日市内運行のバス運賃「200円均一」導入案 [ 社会 ] 2023年10月14日消防団活動継続した学生を認証 赤穂市が10月から制度 [ 社会 ] 2023年09月27日汚泥を不法投棄 廃掃法に基づき許可取り消し 議員報酬「3%アップ」答申案をパブリックコメントへ 千種川で恒例の水生生物調査 市内6地点で採集 台風7号 赤穂市内では「被害なし」 [ 社会 ] 2023年08月18日高取峠トンネル要望 相生市との連携「休止」 崖崩れの市道復旧「ゆらのすけ」運行再開 [ 社会 ] 2023年08月10日市民病院 22年度下半期に医療事故5件
コメントを書く