「テロ行為でガス爆発」市役所で対応訓練
2023年02月15日
テロ行為によるガス爆発を想定した特殊災害対応訓練が加里屋の赤穂市役所で15日にあり、消防や警察、病院関係者など55人が参加。ガス検知や負傷者救護などの手順を確かめた。
市役所1階で不審な人物が引き起こしたとみられる爆発で火災が発生した、との想定で酸素ボンベを背負った消防隊員らが検知機で庁舎内のガス濃度を検知。傷病者役の市職員やダミー人形を救出して重傷度や治療緊急度に応じて振り分け、庁舎東側の市民広場に設置した救護テントで応急処置を施した。
2013年には宝塚市役所で男が火炎瓶で放火し、職員と来庁者6人が負傷した事件もあった。訓練を企画した市消防本部は「いつどこで何が起きてもおかしくない世情となっている。市民の安全・安心を確保するために対応能力の向上、関係機関との連携強化を図りたい」としている。
掲載紙面(PDF):
2023年2月18日号(2496号) 2面 (13,257,809byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
負傷者に見立てたダミー人形を救出する消防隊員
市役所1階で不審な人物が引き起こしたとみられる爆発で火災が発生した、との想定で酸素ボンベを背負った消防隊員らが検知機で庁舎内のガス濃度を検知。傷病者役の市職員やダミー人形を救出して重傷度や治療緊急度に応じて振り分け、庁舎東側の市民広場に設置した救護テントで応急処置を施した。
2013年には宝塚市役所で男が火炎瓶で放火し、職員と来庁者6人が負傷した事件もあった。訓練を企画した市消防本部は「いつどこで何が起きてもおかしくない世情となっている。市民の安全・安心を確保するために対応能力の向上、関係機関との連携強化を図りたい」としている。
テロによるガス爆発を想定した特殊災害訓練
救出した負傷者の搬送先を振り分ける指揮本部
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2023年2月18日号(2496号) 2面 (13,257,809byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
赤穂港に初の自衛艦 一般公開に1000人超 [ 社会 ] 2023年12月11日山陽道の通行止め「15日ごろ解除」義士祭には間に合わず? [ 社会 ] 2023年12月08日「モンダいは飲酒運転、ミンなでヘルメット」 [ 社会 ] 2023年12月07日赤穂市消費者協会の3人 県自治賞など受賞【訂正あり】 [ 社会 ] 2023年12月06日《市民病院医療事故多発》被害患者が脳外科医を刑事告訴 赤穂青年会議所 12月末で解散 60年の歴史に幕 [ 社会 ] 2023年12月02日12月1日に「はくほう会病院」を統合 赤穂中央病院 [ 社会 ] 2023年11月28日公共バス路線再編案 千鳥、大津など追加 有年・上郡線は休止へ 元市民病院脳外科医が科長と前院長、赤穂市を相手取り提訴 [ 社会 ] 2023年11月25日「日没後に大地震」松原町で防災避難訓練 [ 社会 ] 2023年11月12日海を隔てる柵撤去へ 県が赤穂海浜公園の再整備計画 [ 社会 ] 2023年11月11日治安に顕著な貢献 2署員に「赤穂の警察官賞」 [ 社会 ] 2023年11月10日150周年祝い母校にテント寄贈 [ 社会 ] 2023年10月31日第37代義士娘に小林優芽さん、前田留奈さん [ 社会 ] 2023年10月14日市内運行のバス運賃「200円均一」導入案 [ 社会 ] 2023年10月14日
コメントを書く