「改善点出し、よりよい体制を」住友大阪セメントで消防訓練
2023年04月14日
赤穂市消防本部が管内事業所と合同で行う消防訓練が14日、折方の住友大阪セメント赤穂工場であり、消火活動と負傷者救助を訓練した。
「工場内の火力発電所施設(出力10万2500キロワット)で火災が発生し、従業員1人が転倒負傷した」との想定で、消防本部から28人、同工場から約30人が参加。同社の自衛消防隊がポンプ車で初期消火し、通報を受けて到着した消防本部の15メートル級はしご車と大型化学消防車が大量放水を行った。地上約5メートルの施設内に取り残された負傷者を救助する想定で、人形をロープで安全に降ろす手順を訓練した。
訓練後の講評で浜田章郎工場長は「非定常的なときに、どう動くかは大切。改善点を出し合って、よりよい体制を整えたい」と語り、消防本部の大鹿正喜警防課長は「迅速な初動対応が被害の軽減につながる。今後も熱心に訓練してほしい」と要望した。
住友大阪セメント赤穂工場で行われた合同消防訓練
「工場内の火力発電所施設(出力10万2500キロワット)で火災が発生し、従業員1人が転倒負傷した」との想定で、消防本部から28人、同工場から約30人が参加。同社の自衛消防隊がポンプ車で初期消火し、通報を受けて到着した消防本部の15メートル級はしご車と大型化学消防車が大量放水を行った。地上約5メートルの施設内に取り残された負傷者を救助する想定で、人形をロープで安全に降ろす手順を訓練した。
訓練後の講評で浜田章郎工場長は「非定常的なときに、どう動くかは大切。改善点を出し合って、よりよい体制を整えたい」と語り、消防本部の大鹿正喜警防課長は「迅速な初動対応が被害の軽減につながる。今後も熱心に訓練してほしい」と要望した。
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