能登地震被災地へ緊急消防援助隊
2024年01月15日
能登半島地震を受け、赤穂市消防本部は15日、緊急消防援助隊として隊員5人を石川県へ派遣。輪島市内で被災者の救急・救助活動などに取り組む。
消防庁によると、同地震の被災地では発災翌日から福井、岐阜、愛知などの緊急消防援助隊が活動を開始。被害の全容が明らかになるにつれ、援助隊の派遣規模が拡充されている。このほど兵庫県にも同庁長官の指示があり、県内24本部計182人を「兵庫県大隊」の第1次隊として編成。赤穂市からも加わった。
15日朝に加里屋の市消防本部で発隊式があり、牟礼正稔市長は「未だに安否不明や不自由な思いをされている方がおられる。厳しい寒さと天候の悪い中なので十分に健康と安全に留意して任務にあたってほしい」と訓示した。
5人は消防車と3トントラックの車両2台で出発。地震による道路の損壊の影響で到着まで時間を要すると予測され、実際の活動は17日からになる見込み。先行して活動している新潟県隊と交替し、大規模な火災もあった輪島市内で安否不明者の捜索や後方支援などに19日まで従事し、第2次隊に引き継いで20日に帰還する予定。同消防本部によると、現時点で第4次隊まで派遣する計画で準備を進めるという。
隊長を務める横山裕司・消防司令補(52)は「被災された方に寄り添い、丁寧な活動で少しでも役に立てるように」と心構えを話した。
また、赤穂市は兵庫県の要請を受け、17日から22日まで職員2人を石川県珠洲市に派遣し、避難所運営のサポートにあたる予定だ。
掲載紙面(PDF):
2024年1月20日号(2537号) 1面 (7,276,109byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
能登半島地震被災地へ派遣される緊急消防援助隊の発隊式
消防庁によると、同地震の被災地では発災翌日から福井、岐阜、愛知などの緊急消防援助隊が活動を開始。被害の全容が明らかになるにつれ、援助隊の派遣規模が拡充されている。このほど兵庫県にも同庁長官の指示があり、県内24本部計182人を「兵庫県大隊」の第1次隊として編成。赤穂市からも加わった。
15日朝に加里屋の市消防本部で発隊式があり、牟礼正稔市長は「未だに安否不明や不自由な思いをされている方がおられる。厳しい寒さと天候の悪い中なので十分に健康と安全に留意して任務にあたってほしい」と訓示した。
5人は消防車と3トントラックの車両2台で出発。地震による道路の損壊の影響で到着まで時間を要すると予測され、実際の活動は17日からになる見込み。先行して活動している新潟県隊と交替し、大規模な火災もあった輪島市内で安否不明者の捜索や後方支援などに19日まで従事し、第2次隊に引き継いで20日に帰還する予定。同消防本部によると、現時点で第4次隊まで派遣する計画で準備を進めるという。
隊長を務める横山裕司・消防司令補(52)は「被災された方に寄り添い、丁寧な活動で少しでも役に立てるように」と心構えを話した。
また、赤穂市は兵庫県の要請を受け、17日から22日まで職員2人を石川県珠洲市に派遣し、避難所運営のサポートにあたる予定だ。
能登半島地震被災地へ派遣される緊急消防援助隊の発隊式
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2024年1月20日号(2537号) 1面 (7,276,109byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
災害リスク時の行動スイッチに「マイ避難カード」 [ 社会 ] 2024年04月06日赤穂市立さくら園 農福連携コンテストでグランプリ 市立図書館の愛称「日本海水赤穂ライブラリー」 [ 社会 ] 2024年04月03日赤穂観光協会が「航路標識協力団体」に 兵庫県下初 2023年度末教職員異動〜一般教職員 [ 社会 ] 2024年04月01日5日にイオンで「春の交通安全運動」出発式 2023年度末教職員異動〜管理職 [ 社会 ] 2024年03月30日2024年春 赤穂市の人事異動 [ 社会 ] 2024年03月27日2024年春 幼稚園・保育所関係の異動 [ 社会 ] 2024年03月27日故障から3年 加里屋中継ポンプ場 ようやく更新 [ 社会 ] 2024年03月26日周世最終処分場の「閉鎖」市が撤回 新路線の運行開始控え、バスの乗り方教室 [ 社会 ] 2024年03月22日新小1年生にランドセルカバー寄贈 交通安全協会 美化センター焼却炉 予定外の稼働中止 [ 社会 ] 2024年03月16日病院事業管理者に高原秀典氏任命へ [ 社会 ] 2024年03月16日
コメント
12 0
投稿:市民塩屋 2024年01月16日コメントを書く