全日本ベンチプレス女子47キロ級 24度目V
2024年04月13日
仰向けでバーベルを持ち上げる重量を競う第36回全日本ベンチプレス選手権大会で、パワーハウス赤穂の福島友佳子さん(53)=若草町=が女子47キロ級で通算24度目の優勝。自身の持つ歴代最多優勝回数を更新した。
大会は今年2月17・18日に東京都内であり、福島さんは3度の試技をすべて成功。2位に17・5キロの大差をつける117・5キロで優勝した。
昨年10月に体調を崩し、11月のリトアニア世界パワーリフティング選手権を欠場。エントリーした大会に出られなかったのは競技人生で初めてで「勝てなかったことよりも悔しかった」と涙をのんだ。「まずは大会に出場できるコンディションを整えること」を第一目標に据えて今大会に臨んだ。自己ベストの140・0キロには遠く及ばなかったものの、試合に出られた喜びが大きかったという。
次の目標は世界パワリフ選手権の日本代表を懸けた5月の全日本選手権。さらにその先には4年に一度のワールドゲームズ(2025年、中国・成都)がある。「より真摯に競技に取り組みたいと思うようになった」と今回の経験をマイナスではなくプラスにとらえる。
掲載紙面(PDF):
2024年4月13日号(2548号) 1面 (5,823,058byte)
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全日本ベンチプレス選手権で24度目の優勝を遂げた福島友佳子さん。右はセコンドとしてサポートした夫の和文さん
大会は今年2月17・18日に東京都内であり、福島さんは3度の試技をすべて成功。2位に17・5キロの大差をつける117・5キロで優勝した。
昨年10月に体調を崩し、11月のリトアニア世界パワーリフティング選手権を欠場。エントリーした大会に出られなかったのは競技人生で初めてで「勝てなかったことよりも悔しかった」と涙をのんだ。「まずは大会に出場できるコンディションを整えること」を第一目標に据えて今大会に臨んだ。自己ベストの140・0キロには遠く及ばなかったものの、試合に出られた喜びが大きかったという。
次の目標は世界パワリフ選手権の日本代表を懸けた5月の全日本選手権。さらにその先には4年に一度のワールドゲームズ(2025年、中国・成都)がある。「より真摯に競技に取り組みたいと思うようになった」と今回の経験をマイナスではなくプラスにとらえる。
全日本ベンチプレス選手権で24度目の優勝を遂げた福島友佳子さん
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