全国大会へ計5選手 躍進目覚ましい関福大の体育会クラブ
2024年06月07日
文武両道を掲げ、スポーツ特待生選抜制度を設けている関西福祉大学で体育会系クラブの躍進が目覚ましい。今月には剣道、陸上、ゴルフの3競技で計5人が全国大会へ出場。さらなる活躍が期待される。
学生剣士日本一を競う全日本学生剣道選手権大会(29・30日、東京)に荻野隼佑さん(21)=教育学部4年=と喜多山瑞希さん(20)=教育学部3年=が出場する。いずれも4月にあった関西大会で上位に進出して出場権を得た。初出場の荻野さんは「大学に入学したときから目指していた大会。自分の力がどこまで通用するか挑戦したい」とし、2年ぶり2度目の出場となる喜多山さんは「(2勝した)前回を上回る成績を」と意気込む。
学生陸上2大タイトルの一つ「日本学生陸上競技個人選手権大会」(14〜16日、神奈川)には女子三段跳の鹿野日陽南さん(22)=教育学部4年=と男子走高跳の周世原春玖さん(18)=社会福祉学部1年=が初出場。スピードを活かしたダイナミックなジャンプが特長の鹿野さんは12メートル60の自己記録更新を狙う。赤穂東中出身で2メートル10の自己ベストを持つ周世原さんは無駄のない滑らかな跳躍で上位を目指す。
ゴルフ部からは冨田大翔さん(18)=社会福祉学部1年=が「日本アマチュアゴルフ選手権」(25〜28日、廣野ゴルフ倶楽部)への出場を決めた。「常にバーディーを狙う攻めのゴルフ」がスタイル。関西予選ではOBを3度出しながらもパットやバンカーショットの小技が冴えてスコアをキープした。日本アマは今年で108回の歴史を誇る国内アマゴルフ最高峰のトーナメント。今年度創部したばかりの同部に記念すべき一歩を刻む。
他の体育会クラブも関西1部に定着した女子バレーボール部をはじめ、男子サッカー部も関西1部復帰圏内につけるなど地位を固めつつある。
掲載紙面(PDF):
2024年6月8日号(2555号) 1面 (5,585,538byte)
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学生剣士日本一を競う全日本学生剣道選手権大会(29・30日、東京)に荻野隼佑さん(21)=教育学部4年=と喜多山瑞希さん(20)=教育学部3年=が出場する。いずれも4月にあった関西大会で上位に進出して出場権を得た。初出場の荻野さんは「大学に入学したときから目指していた大会。自分の力がどこまで通用するか挑戦したい」とし、2年ぶり2度目の出場となる喜多山さんは「(2勝した)前回を上回る成績を」と意気込む。
剣道部の荻野隼佑さん、喜多山瑞希さん
学生陸上2大タイトルの一つ「日本学生陸上競技個人選手権大会」(14〜16日、神奈川)には女子三段跳の鹿野日陽南さん(22)=教育学部4年=と男子走高跳の周世原春玖さん(18)=社会福祉学部1年=が初出場。スピードを活かしたダイナミックなジャンプが特長の鹿野さんは12メートル60の自己記録更新を狙う。赤穂東中出身で2メートル10の自己ベストを持つ周世原さんは無駄のない滑らかな跳躍で上位を目指す。
陸上部の鹿野日陽南さん、周世原春玖さん
ゴルフ部からは冨田大翔さん(18)=社会福祉学部1年=が「日本アマチュアゴルフ選手権」(25〜28日、廣野ゴルフ倶楽部)への出場を決めた。「常にバーディーを狙う攻めのゴルフ」がスタイル。関西予選ではOBを3度出しながらもパットやバンカーショットの小技が冴えてスコアをキープした。日本アマは今年で108回の歴史を誇る国内アマゴルフ最高峰のトーナメント。今年度創部したばかりの同部に記念すべき一歩を刻む。
ゴルフ部の冨田大翔さん
他の体育会クラブも関西1部に定着した女子バレーボール部をはじめ、男子サッカー部も関西1部復帰圏内につけるなど地位を固めつつある。
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