品川リフラ 世界最大級の不定形耐火物プラント完成
2024年06月14日
工業用耐火物メーカーの品川リフラクトリーズ(本社・東京都千代田区、藤原弘之社長)が2021年4月から中広の赤穂第2工場で建設を進めていた新プラントが竣工した。

新プラントは鉄骨造平屋建て約2万4000平方メートル。3年を超える工期と44億円の資金をかけて完成させた最新鋭プラントで、製鉄所設備や焼却炉をはじめ各種工業炉などで幅広く使用される不定形耐火物を自動で生産でき、月間生産能力5000トンは世界最大級という。
7月にも本格稼働を開始する予定。新プラントの完成に伴い、西日本地区の不定形耐火物製造を赤穂に集約し、備前工場は今年9月末で閉鎖する。
12日の竣工式であいさつした小形昌徳常務執行役員(61)は「来年に創業150周年を迎える当社にとって将来の成長戦略の要」と新プラントに懸ける思いを語り、「新しい設備を導入することで人を育てることが大切。創業200年に向けて未来世代に事業をつなぐ道筋になる」と展望した。
関連サイト:
【関連記事】品川リフラ 新プラント計画を発表
掲載紙面(PDF):
2024年6月22日号(2556号) 2面 (6,777,155byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)

新プラントの竣工式で稼働ボタンを押す小形昌徳・常務執行役員=同社提供
新プラントは鉄骨造平屋建て約2万4000平方メートル。3年を超える工期と44億円の資金をかけて完成させた最新鋭プラントで、製鉄所設備や焼却炉をはじめ各種工業炉などで幅広く使用される不定形耐火物を自動で生産でき、月間生産能力5000トンは世界最大級という。
7月にも本格稼働を開始する予定。新プラントの完成に伴い、西日本地区の不定形耐火物製造を赤穂に集約し、備前工場は今年9月末で閉鎖する。
12日の竣工式であいさつした小形昌徳常務執行役員(61)は「来年に創業150周年を迎える当社にとって将来の成長戦略の要」と新プラントに懸ける思いを語り、「新しい設備を導入することで人を育てることが大切。創業200年に向けて未来世代に事業をつなぐ道筋になる」と展望した。
<前の記事 |
関連サイト:
【関連記事】品川リフラ 新プラント計画を発表
掲載紙面(PDF):
2024年6月22日号(2556号) 2面 (6,777,155byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
景気動向調査 年末に向けて回復の期待感 [ 商業・経済 ] 2023年12月12日
公共バス路線再編案 千鳥、大津など追加 有年・上郡線は休止へ 「坂越かき」赤穂市漁協が地域団体商標登録 [ 商業・経済 ] 2023年11月11日
周世の黒枝豆が豊作 21・22日に直売会 商議所役員・議員勤続表彰 梅本副会頭が代表授与 [ 商業・経済 ] 2023年10月02日
景気動向調査 回復足踏み 物価高騰へ順応進む [ 商業・経済 ] 2023年09月04日
「働きたい会社見つかった」高2生ら工場見学 [ 商業・経済 ] 2023年08月19日
小さじ半分加えるだけ 発泡酒が高級ビールの味に!? [ 商業・経済 ] 2023年08月08日
豊作に笑顔 大津スイカ直売会12日と13日 学生らが空き家活用 夏季限定かき氷店 移住の若者2人が栽培 桃とブドウ出荷へ [ 商業・経済 ] 2023年07月15日
「赤穂の企業に関心もって」高2生対象 工場見学ツアー TikTokでPR 人気クリエイター起用 [ 商業・経済 ] 2023年07月08日
創業目指す短期集中講座「創業塾」 景気動向調査 4期連続で売上回復 [ 商業・経済 ] 2023年06月18日
コメントを書く