画業50周年 母校に画集寄贈 赤穂出身の山本雅也さん
2024年10月25日
赤穂市出身の現代美術家、山本雅也さん(70)=姫路市野里=が画業50周年を記念して刊行した画集を母校の尾崎小学校と赤穂東中学校に寄贈した。
山本さんは18歳で現代絵画の小野田實(1937―2008)に師事。3年後に初出品した姫路市美術展で市長賞に輝き、早くから注目された。26歳で職場の先輩でもあった写真家の関本寿男(1940―1993)の勧めでカメラも始め、絵画と写真の両方で創作活動に励んできた。姫路美術協会運営委員長、全日本写真連盟関西本部委員として後進の指導にも努め、今年3月には姫路市芸術文化賞を受賞した。
画集はA4判116ページ。山本さんが手がけた抽象画を時代順に収録し、常に創意工夫を重ねてきた技法の変遷を見ることができる。
数々の受賞歴を誇る山本さんが最初に表彰されたのは小学1年生のとき。写生大会で特選になった。「全校朝礼で校長先生から賞状をもらって、教室でも担任の石野隆子先生がほめてくれて。それで絵を描くのが大好きになり、画家になるきっかけになった。子どもたちにも自分の好きなことを見つけてほしい」と語った。
掲載紙面(PDF):
2024年10月26日号(2573号) 1面 (8,836,773byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
画業50周年の記念画集を母校に寄贈した山本雅也さん(右)
山本さんは18歳で現代絵画の小野田實(1937―2008)に師事。3年後に初出品した姫路市美術展で市長賞に輝き、早くから注目された。26歳で職場の先輩でもあった写真家の関本寿男(1940―1993)の勧めでカメラも始め、絵画と写真の両方で創作活動に励んできた。姫路美術協会運営委員長、全日本写真連盟関西本部委員として後進の指導にも努め、今年3月には姫路市芸術文化賞を受賞した。
画集はA4判116ページ。山本さんが手がけた抽象画を時代順に収録し、常に創意工夫を重ねてきた技法の変遷を見ることができる。
数々の受賞歴を誇る山本さんが最初に表彰されたのは小学1年生のとき。写生大会で特選になった。「全校朝礼で校長先生から賞状をもらって、教室でも担任の石野隆子先生がほめてくれて。それで絵を描くのが大好きになり、画家になるきっかけになった。子どもたちにも自分の好きなことを見つけてほしい」と語った。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2024年10月26日号(2573号) 1面 (8,836,773byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
生誕100年、藤本東一良展 [ 文化・歴史 ] 2013年05月30日笛作り名人偲び和笛の演奏会 [ 文化・歴史 ] 2013年05月27日「黒崎墓所」で続く月例清掃 義士介錯の末孫が一族譜刊行 [ 文化・歴史 ] 2013年05月25日荒川十太夫の子孫が義士墓参 [ 文化・歴史 ] 2013年05月23日義士の逸話を一人ずつ読み物に [ 文化・歴史 ] 2013年05月18日赤穂美術協会展19日まで [ 文化・歴史 ] 2013年05月18日結成30周年の市民合唱団が定演 昭和初期の希少俳誌発見 [ 文化・歴史 ] 2013年05月11日高雄小で140周年シンポ 光沢鮮やか 昆虫標本展 [ 文化・歴史 ] 2013年04月29日兵庫ゆかりの版画家作品展 [ 文化・歴史 ] 2013年04月29日勇壮絢爛な五月人形展 [ 文化・歴史 ] 2013年04月27日季節の山野草90鉢を展示 [ 文化・歴史 ] 2013年04月27日映画ポスターに見る忠臣蔵 [ 文化・歴史 ] 2013年04月25日
コメントを書く