姫高水泳部歌、ゆかりの坂越でOBら熱唱
2009年04月17日
青春時代を懐かしみつつ、部歌を力唱する旧制姫路高校OB
姫路市新在家に現存する母校の講堂で18日、全国各地の旧制高校出身者らが集い開催される「第15回姫路寮歌祭」の前日祭として行われた。
部歌「古き湊−」は学校創設から3年後の大正15年に当時の水泳部員が夏期合宿地だった坂越をモチーフに作詞作曲。4番まである歌詞の随所に「御崎の端の夕ばえや」「松影くらき生島に」など坂越の地名や情景が織り込まれている。
ヘ長調の音階は、やや哀愁を帯びた穏やかな瀬戸内の夕暮れを情感たっぷりに表現。寮歌と並ぶ名曲として水泳部以外の生徒にも愛された。現在も寮歌祭で他校OBから「ぜひ歌いたい」とリクエストされるほどで、この日の前日祭にも一高(現東京大)、三高(現京都大)など出身者の姿も見えた。
赤穂からは上仮屋南の榊努さん(81)=昭和22年度卒=が参加。榊さんと交友のある女声コーラスグループ「ラ・メールさこし」のメンバー14人が“賛助出演”し、海に向かって混声合唱した。
当時水泳部員だった元高校教諭の山本学さん(79)=太子町=によると、練習後に毎日部員全員で歌ったという。「くたくたになるまで泳いだ学生時代を思い出しました」と懐かしそうに海を眺めていた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2009年4月25日(1845号) 3面 (9,297,660byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
中山で枝豆フェア、旬の味もぎ取り [ 街ネタ ] 2009年10月19日NHKで東有年の頭人祭紹介 [ 街ネタ ] 2009年10月15日天国からブドウでメッセージ? [ 街ネタ ] 2009年10月11日風景画モチーフ求めて来穂 木津の「枯木地蔵」で供養 地域の手でゲートボール場整備 [ 街ネタ ] 2009年08月19日一宿一飯の恩義忘れず [ 街ネタ ] 2009年08月18日収穫も楽しめるゴーヤーのカーテン [ 街ネタ ] 2009年07月25日一瞬の晴れ間に日食撮影成功 [ 街ネタ ] 2009年07月23日珍しいサンセベリアの花咲く [ 街ネタ ] 2009年06月26日源流から河口まで千種川沿い縦走 [ 街ネタ ] 2009年06月19日落ちたひな「できればそのままに」 [ 街ネタ ] 2009年06月12日最近では珍しいナマズの遡上 [ 街ネタ ] 2009年06月11日親子キュウリに花が咲く [ 街ネタ ] 2009年06月05日芋煮で楽しいひととき [ 街ネタ ] 2009年06月02日
コメントを書く