友道師、ダービーは無念の涙雨
2009年05月31日
不良馬場がこたえて自慢の末脚を発揮できず12着に敗れたアンライバルド号(左)
前日午前に降った雨をたっぷり含んだ東京競馬場。この日も追い打ちをかけるように午後から強い雨となり、芝コースは「まるで田んぼのよう」(JRA関係者)という不良馬場で発走を迎えた。
レースはスタートからスローペース。最外の8枠18番ゲートから発走した同馬は集団後方に位置し、最後の直線での逆転に望みを託したが、ぬかるんだ馬場で自慢の末脚が伸びず、1番人気に応えることができなかった。
レース後、友道師は「全然前に進んでいなかった。ゴール前では走りがバラバラだった。馬場が悪かったことにつきる。少々の道悪なら大丈夫と思ったが」と無念そうに語った。
父ネオユニヴァース、兄フサイチコンコルドに続く父子・兄弟でのダービー制覇はならず。友道師は、「菊花賞で巻き返しですね」との報道陣の問いにうなずき、秋戦線での雪辱を胸に誓っていた。
■友道康夫調教師のレース後の取材陣とのやり取り
−敗因は?
「馬場ですね」
−(アンライバルドの)走りをどのように見たか?
「ゴール前で走りがバラバラ。力のいる馬場はだめなんだ」
−馬のコンディションは?
「よかった。問題なかった」
−ということはやはり馬場状態が問題だったと?
「これだけの雨が降ると…。少々の道悪ならこなすと思っていたが。全然前に進んでいなかった」
−今後の予定は?
「放牧に出します」
−菊(菊花賞)で巻き返しですね
「そうですね。そうします」
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2009年6月6日(1850号) 4面 (7,699,568byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ スポーツ ]
第32回赤穂ロータリークラブ杯サッカー大会 少林寺拳法の全国大会で入賞目指す 赤穂から初 スポーツ吹矢の全日本選手権へ [ スポーツ ] 2024年11月02日赤穂市文化賞・スポーツ賞など 7団体50個人表彰 ソフトテニス 第36回赤穂市中学校学年別大会 友道調教師が天皇賞・秋初制覇 国内G1通算20勝 [ スポーツ ] 2024年10月27日「夢はパラリンピック」坂越の関口真依さん 日本ゴールボール協会の強化指定 [ スポーツ ] 2024年10月26日赤穂弓友会10月例射会の結果 [ スポーツ ] 2024年10月23日「昨年以上の成績を」全日本女子学生剣道へ関福大 [ スポーツ ] 2024年10月22日全国ヤングクラブバレーで2年連続準V [ スポーツ ] 2024年10月17日「常に基本を意識して」城南緑地でランニングクリニック [ スポーツ ] 2024年10月14日パラ卓球全日本選手権で5連覇 関福大の北川雄一朗さん [ スポーツ ] 2024年10月12日ねんりんピックへ赤穂弓友会から2人出場 [ スポーツ ] 2024年10月10日パラリンピック・パリ大会で日本男子が金 「ゴールボール」12日に体験会 兵庫西ヤング選抜で少年野球国際大会V [ スポーツ ] 2024年10月01日
コメントを書く