【第31回】真心いっぱいの送別会
2009年06月13日
生徒たちが開いてくれた送別会
村の中等学校での最後の活動は生徒たちのリクエストで決めました。中でも印象的だったのは、日本の雑誌に紹介されていた紅茶プリンの調理実習です。とてもワクワクしながら作っていた生徒たちが出来上がりを一口食べた瞬間に沈黙。あのテンションのギャップといったら、ありませんでした。
村の人たちとはいろいろな形でお別れの挨拶を交わしました。リコーダークラブで一番熱心に取り組んでいた6年生クラスがキルギス料理やプレゼントを用意して開いてくれた送別会は、彼らの真心があふれていて、とっても嬉しい時間でした。そのときに撮った写真を10年後に見たとき、私、そして彼らは何を思うのでしょうね。
* * *
▽伊藤寛子さん=赤穂西中学校出身の26歳。国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員として平成21年6月まで中央アジア・キルギス共和国に2年間の単身赴任中。「ジュジュ」(キルギス語でひよこ)は現地でのニックネーム。
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掲載紙面(PDF):
2009年6月13日(1851号) 3面 (8,276,435byte)
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[ 寛子のキルギス日記 ]
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