「ノーチャイム精神」受け継がれて35年
2009年06月19日
後輩にノーチャイム制が始まった経緯を語る尼子勝義さん
同校のノーチャイム制が始まったのは昭和49年。新校舎建設を機に「自主的に行動できる生徒になろう」と「時の記念日」にちなみ6月10日にスタートした。
集会では、開始当時に生徒会長だった同校OBの尼子勝義さん(49)=県立大附属中教頭、高雄=が「ノーチャイムの生まれた頃」と題して講演。クラス全員で運動場の端から教室に着席するまでの時間を計ったことなど、思い出を紹介した。
「まさかこんなに続くとは思ってもみなかった。受け継いでくれている皆さんに心から敬意を送ります」と尼子さん。現生徒会長の中林佑基君(14)=3年=が「先輩方が守り続けてきたものを受け継ぎ、さらに発展させていくことをここに誓う」と「坂中ノーチャイム宣言35」を読み上げ、全校生徒の拍手で採択した。
1年生の宮内唯成君(12)は「入学してすぐのころは戸惑ったけれど、守っていこうという思いが出てきました」と話していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2009年6月27日(1853号) 4面 (8,411,129byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
赤穂市老人クラブ連合会 創立60周年祝う [ 社会 ] 2024年01月21日「JR赤穂線の利用促進を」地方創生政策コンテストで優秀賞 能登地震被災地へ緊急消防援助隊 [ 社会 ] 2024年01月15日部隊行進と一斉放水 防火の決意新たに [ 社会 ] 2024年01月14日「瓦がずれてますよ」は真っ赤な嘘 悪質業者に注意 「人生は自分次第」「これからは恩返し」二十歳のつどいで決意や抱負 [ 社会 ] 2024年01月07日能登地震災害義援金 募金箱を市役所と市民会館に設置 市民病院の患者数減が深刻 診療単価増だけでは目標達成困難か [ 社会 ] 2023年12月24日議員協議会でも「定数1人減」が過半数 自民党パーティー券不正問題 山口氏「全く関与していない」 「現行定数多い」議員の半数回答 「30人が望ましい」の声も 吸引機能を一時喪失 点検で人為ミス 赤穂市民病院 子どもたちを交通事故から守りたい 「伊達直人」が呼び掛け 山陽道の通行止め解除「15日正午ごろ」 [ 社会 ] 2023年12月13日有年地区に「お試し暮らし住宅」長期滞在型 [ 社会 ] 2023年12月13日
コメント
私たちの頃は毎朝 日直が時計を合わせていました。
電波時計を学校に教室の数だけ寄贈したい気持ちです。とりあえず気持ちだけ・・・
0 0
投稿:昭和55年の卒業生 2009年07月03日生徒だけでなく先生方も最初は戸惑うでしょうけれど、3年間この制度によって学んだことはたくさんあります。
これからも坂中の伝統として残してほしいですね。
0 0
投稿:とんすけ 2009年07月03日コメントを書く