加里屋川にホタル幼虫放流
2025年03月07日
加里屋の赤穂小学校そばを流れる加里屋川で6日、同校3年生児童約80人がホタルの幼虫約150匹をビオトープに放流した。

ビオトープは河川改修に伴い2013年に整備。翌年から地元住民と行政による「ホタル再生プロジェクト」でホタル幼虫の放流を始め、途中2年間の休止をはさんで今回が10回目となった。
児童らはゲンジボタルの幼虫が1~3匹ずつ入った紙コップを受け取り、順番に川べりで放流した。放流した幼虫は、県と市の職員が上郡町内の千種川の支流で採集した成虫が産んだ卵から育てたという。
順調に育てば今年5月末から6月にかけて成虫となる見込み。これまでホタルの成虫を実際に見たことがないという北千咲さん(9)は「光るところを見てみたい」と楽しみにした。
兵庫県による加里屋川の河川改修は今年度で護岸改修工事がほぼ終了。今後は下流から順に橋の架け替えへと移る。整備区間の橋梁は8つあり、県の現時点の計画では2035年度の整備完了を目標としている。
掲載紙面(PDF):
2025年3月8日号(2590号) 4面 (9,145,457byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)

加里屋川にゲンジボタルの幼虫を放流する赤穂小の子どもたち
ビオトープは河川改修に伴い2013年に整備。翌年から地元住民と行政による「ホタル再生プロジェクト」でホタル幼虫の放流を始め、途中2年間の休止をはさんで今回が10回目となった。
児童らはゲンジボタルの幼虫が1~3匹ずつ入った紙コップを受け取り、順番に川べりで放流した。放流した幼虫は、県と市の職員が上郡町内の千種川の支流で採集した成虫が産んだ卵から育てたという。
順調に育てば今年5月末から6月にかけて成虫となる見込み。これまでホタルの成虫を実際に見たことがないという北千咲さん(9)は「光るところを見てみたい」と楽しみにした。
兵庫県による加里屋川の河川改修は今年度で護岸改修工事がほぼ終了。今後は下流から順に橋の架け替えへと移る。整備区間の橋梁は8つあり、県の現時点の計画では2035年度の整備完了を目標としている。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2025年3月8日号(2590号) 4面 (9,145,457byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 子供 ]
中学校の万博見学へ教職員ら現地視察 [ 子供 ] 2025年04月08日新小1生に防犯笛寄贈 「陣たくん」イラスト入り ポーランドの学校と共同制作 アートマイル完成 [ 子供 ] 2025年03月28日
母校にホワイトボードなど寄贈 新小1生へランドセルカバー寄贈 赤穂交通安全協会 子育て支援研修会 13日に市民会館 兵庫県内唯一「育休退園ルール」廃止へ 4月から3歳児未満も継続利用可 政府備蓄米で子育て世帯を緊急支援 第46回赤穂市少女バレー送別大会 終戦80年 児童合唱団がオペレッタ「琉球讃歌」 赤穂市少女バレー第44回会長杯 優勝は御崎A 部活動の地域展開 2026年度中に完全移行へ 市民劇団が6年ぶり舞台公演 オリジナルミュージカル「ヘンゼルとグレーテル」 「野球の楽しさ伝えたい」高校球児らが少年野球教室 工場見学で科学に興味 三菱電機赤穂工場が小学生招待 [ 子供 ] 2025年01月22日