- トップページ>
- 絵本で世界を旅しよう>
- 記事詳細
カエルの親子
2009年06月27日
『つりはもういいんだけどな、パパ!』○作/クロード・K・デュボワ○訳/原光枝○平凡社
親子のカエルが釣りをしながら楽しい会話を交わす、なんともハートウオーミングなお話です。
仕事に追われて、子どもと満足な会話をしてこなかった自分が責められているようです。
親子、とりわけ父と子の関係はどうあるべきでしょうか。「おやじ」という言葉も死語になり「パパ」という言葉が一般化してきました。しかし、残念なことに子どもにとって悲しい事件が続きます。不思議な思いすらします。
情報が錯綜する社会のなかで、何か大切なものを忘れてきたようです。
カエルの親子のようなホットな家庭がたくさん生まれることを願ってやみません。
* * *
『つりはもういいんだけどな、パパ!』
○作/クロード・K・デュボワ○訳/原光枝○平凡社
* * *
▽くぼっち先生=元中学校長の久保良道さん。平成15年7月に有年原の自宅に国内外の絵本を集めた私設図書館「くぼっち文庫」を開設。「絵本は人生を豊かにしてくれる」と自費で集めた約2000冊を無料で貸し出している。第2・第4土曜日に開館。Tel49・2089。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2009年6月27日(1853号) 4面 (8,411,129byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 絵本で世界を旅しよう ]
こどもたちのいちにち 2011年01月15日60年前の絵本 2011年01月01日五十七冊目のクリスマスの絵本 2010年12月18日世界を動かした塩 2010年11月13日図書館とは… 2010年10月16日モグラと月 2010年09月18日神話の謎 2010年09月04日サボテンの白い花 2010年08月28日動物と子どもたち 2010年07月10日日本の読者に向けられた絵本 2010年07月03日黒人奴隷と民話 2010年06月19日おひるね 2010年06月12日おばあちゃんの言葉 2010年06月05日絵本大国の絵本 2010年05月29日心が癒された絵本 2010年05月22日
コメントを書く