水害でグラウンド使えず、球児らショック
2009年08月13日
泥に汚れた用具を水洗いする団員たち
大雨による増水を察知した保護者らは9日午後8時ごろから外に張っていたテントを倉庫に撤収。対策を取った上で現地を後にしたが、その数時間後に水かさは約1・7メートルにまで達した。
水が引いた後、3つある倉庫のうち1つは約100メートル下流で見つかり、グラウンドは2面ともマウンド部分を残して地面がえぐられた。水圧から逃れるために網を束ねておいたバックネットは辛うじて流されずに済んだ。
後片付けには保護者と団員約20人が集まり、倉庫からボールやトンボなどを搬出。一つ一つ手洗いし、天日に干した。
同チームの練習場だけでなく、市内公式大会のメーン球場としても使われるグラウンド。行政の管理地のため、勝手に修復することはできないといい、平成16年の台風で同様の被害に遭ったときは、復旧に約1年かかった。
野邑悠真主将(12)は「水の力は怖いと思った。早くここで練習や試合がしたい」と寂しそうな表情。保護者らは「子どもたちが元通りプレーできるように直してあげて」と切望していた。
<前の記事 |
センバツV校と赤高の親善試合決定 [ スポーツ ] 2015年04月21日市長旗争奪少年野球が開幕 得意のメンで県学生個人戦V [ スポーツ ] 2015年04月17日水泳の県中学校対抗で大会新V [ スポーツ ] 2015年04月16日第1回赤穂市中学生テニス [ スポーツ ] 2015年04月14日希望ふくらませて入学式 [ 子供 ] 2015年04月07日澄んだ音色は頑張った証 ランドセルカバー寄贈、今年は透明 しおさいテニスクラブ25周年大会 [ スポーツ ] 2015年03月26日赤穂弓友会3月例射会 [ スポーツ ] 2015年03月23日バイオリン教室が練習成果を発表 改修完了「難破船」で海賊気分 茶臼山に市木と市花を植樹 速さ磨いて空手道の全中選抜へ 少林寺拳法、相生産からも全国高校選抜 [ スポーツ ] 2015年03月11日
コメントを書く