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生誕110周年で坂越出身の名優偲ぶ

 2009年10月17日 
往年の坂本武
 坂越生まれの俳優、坂本武の生誕110周年を記念したビデオジャケット展が坂越まち並み館で開かれている。戦前から戦後にかけてスクリーンで活躍した名優の足跡を偲ばせている。
 坂本武(本名・永石武平)は坂越西之町出身。明治32年に漁師の家に生まれ、幼少期を地元で過ごした。大阪の時計店で7年間勤めた後、22歳で旅一座に加入。巡業中に松竹下賀茂撮影所のロケ隊に出会ったことをきっかけに映画俳優に転身した。
 大正14年、清水宏監督の「落武者」でデビュー。時代劇の敵役、喜劇の脇役などで演技を認められ、小津安二郎監督の「出来ごころ」で初の主役に抜擢された。「喜八」の役名で下町庶民を演じた「箱入り娘」「東京の宿」などの作品は“喜八物”と呼ばれ、日本映画界での存在感を示した。昭和49年に死去し、勲四等瑞宝章を贈られた。
 今展では、昭和41年に引退するまで、坂本が出演した映画約340本のうち、81作品のジャケットを紹介。ガリ版刷りの台本、サイン色紙など約50点も展示している。
 入場無料。11月3日(火・祝)まで午前10時〜午後4時。火曜休館(祝日は開館)。Tel48・7770。
 なお、関連行事として、坂本武の主演映画「浮草物語」の鑑賞会を10月29日(木)午後1時から坂越公民館で催す。抽選で50人を招待。19日(月)までに〒678・0172、赤穂市坂越1442の2、「坂越まち並み館」まで往復はがきで申し込めばよい。
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掲載紙面(PDF):
2009年10月17日(1867号) 1面 (8,500,857byte)
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