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【読者の声】あまりにひどい病院清掃員

 2008年03月08日 
 2月下旬の週末、転んで顔から大量に出血している高齢者を赤穂市民病院に連れて行きました。1階正面玄関に入る際、そこで掃除をしていた清掃員の女性に「車椅子を持ってきてくれないか。急患だ」と頼んだら、「私は知らん」とひどい対応でした。病院で働く者として、それ以前に人として問題があるのではないでしょうか。(怒りの男性)
 * * *
 男性の話では、清掃員の手助けをあきらめて一歩院内に入ったところ、清掃員の1メートルほど横に来院者用の車椅子が数台置いてあるのに気付き、清掃員の横を通って車椅子を持ち出したという。
 同病院によると、清掃を含む環境管理業務は新病院が開院して以来、同じ業者に随意契約で外部委託。業者を指導監督する総務課管理係は「清掃スタッフに医療的な行為を求めることはできないが、車椅子を取ってあげることはそれには当たらない」とし、「せめて当直職員を呼びに行くなどすべきだった」と対応のまずさを認め、「緊急外来のガードマンや入院病棟の清掃スタッフに比べて、外来の清掃スタッフに対しては指導が足りなかったかも知れない」と反省の弁。
 業者の責任者は、「指摘の清掃員に聞き取りしたところ、1階正面玄関ではなく2階玄関での出来事だ、と言っている」と男性の証言を否定。その上で、「不適切な発言があったことは申し訳ない。制服は違っても、病院の一員であることを再徹底した」と話している。
 * * *
赤穂民報より
 腹にすえかねた男性は、患者を緊急外来に送り届けた後、再度清掃員のところに戻り、厳しく注意したといいます。
 これだけ印象的な出来事なのに、場所について両者の言い分が食い違うのは妙ですが、車を止めた位置、病院に入ったときの様子、患者を車椅子に乗せてから緊急外来まで移動した順路などを正確に説明する男性の話に嘘や記憶違いがあるとは思えません。また当初、その清掃員は「2階で掃除していたところに1階玄関から声をかけられた」と説明していたといい、証言が二転している点ははなはだ不自然です。
 仮に清掃員が言うとおり、2階玄関での出来事だったとすれば、そこにはガードマンが常駐しているので、そもそもこのような不手際は起こっていないはずです。男性は「清掃員の顔もはっきり覚えている。何なら現場でもう一度会ってもいい」と憤っています。
 いずれにしても、対応が不適切だったことは否めません。本紙が見るかぎり、同病院の清掃スタッフはおおむね好印象ですが、中にはこうした人もいたのだなと残念に感じました。業者は随意契約に慢心せず、人の命に直接関わる現場であることを改めて認識してほしいと考えます。
 しかしながら、清掃員が患者対応に消極的になってしまう背景には、無理難題を押し付ける患者側の問題もあります。
 病院関係者の話によれば、清掃員に「新聞を買ってきれくれ」などの雑用や「水を飲ませろ」などと業務以外のことを求めたり、医者や看護師が暴力、暴言を受けることもあるといいます。
 病院スタッフに改善を要求する前に、私たち患者の側も人としてのマナーを守るべきです。
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掲載紙面(PDF):
2008年3月8日(1783・1784号) 6面 (11,006,015byte)
 (PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)


コメント

コメントを投稿いただきまして、ありがとうございました。
図書館に取材しましたところ、施錠ミスがあったことを認めました。詳しくは記事にまとめましたので、ご覧ください。
http://www.ako-minpo.jp/news/364.html

人間誰しもミスや失敗はありますが、今回の場合は確認簿に「施錠済み」のチェックが入っていながら、実際は施錠されていなかった点に大きな問題があるといえるでしょう。

図書館の蔵書はすべて市民の共有財産です。それを管理する立場にあることを職員には今一度、認識してほしいと思います。

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投稿:赤穂民報 2008年04月04日

-----病院だけではない-----
貴紙に掲載された「あまりにひどい病院清掃員」という市民の指摘に
監督部署は外部スタッフに対する指導が足りなかったと言いたげですが
市の正規職員も相当にたるんでいますよ。

先日のことですが、
看板まで飲み続けてとうとう降りだした霧雨に
春雨じゃあ、濡れて帰ろうと家路につきました。
図書館前に差し掛かってちょいと雨宿り、軒先を拝借した時でした。
ツツツーと自動ドアが開くではありませんか。
驚いきながらも風除室に足を踏み込むと
予想に反して(!)内側の自動ドアまでが開いてしまいました。
中は当然真っ暗でしたけれど。。。

どうなっているのっ!
酔いもさめ、急いで帰宅、図書館に電話しました。
案の定、時間外を告げるテープが流れるだけで連絡のしようもありません。
さりとて関係者のお名前を知っているわけでもなく
丑三つ時ではありましたが
意を決して市長さん宅にお電話しました。
---
以上が私の体験したすべてでありますが、
結局は職員さんが退庁時「鍵をかけ忘れた!?」ということでしょ。
貴重な資料が盗まれたり、暖を取りに入って失火、、という事にでもなったら
どう責任を取るお積りか。
緊張感、責任感の欠如した仕事振りを見せ付けられ「またか!」と情けなくなりました。
民間ではとても、とてもあり得ない話、と考えるとこれも立派な(?)不祥事だと思います。

そう言えば市長さんは昨年の不祥事続きに関連して
4月給与の一部を辞退までされ、ケジメをつけられると聞いております。
そんな矢先に「親の心、子知らず」とでも申しましょうか、
折角の決意をどこ吹く風と踏みにじられた市長さんが
喜劇役者か、道化師に見えてしまいます。

などなど、、、、
まあ憤慨ばかりしていても始まらないわけで、
職員の意識がにわかには改善されないならば、
せめてチェック体制をしっかりして欲しいものです。

私の会社時代の経験をお話しすると
各フロアごとに最終帰宅者が、それこそ終電車を気にしながらも
全ての出入り口、窓の戸締り、電源や火元など、
リストにチェックを入れて署名をしておりました。
そして翌朝、責任者が確認する。。。

図書館では現在どのようなチェック体制になっているのでしょうか。
知りたいものですね。

(なお、市長さん宅では深夜にも拘らず奥様(?)がすぐ出てこられて
 丁寧な対応をしていただきました。有難うございました。)

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投稿:匿名希望 2008年03月31日

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