あなたなら避難、それとも待機?
2009年11月17日
水中のブロックをよけながら歩いた避難訓練
深さ約30センチの仮設プールを2面用意。入浴剤で濁らせた水にブロックを沈め、障害物を避けて歩く訓練を行った。もう一面では、ポンプで水流を起こし、抵抗に逆らって進む難しさを体験。身長の低い子どもは特に苦労していた。
災害時の行動について意見を交わす「クロスロードゲーム」も実施。「足の不自由な高齢者と小学生の4人家族。激しい雨で玄関から水が入ってきた。夕方5時で避難勧告は出ていない」との状況設定で「避難する」「家に残る」のどちらを選択するか−など考えを述べ合った。
水難救助学研究の専門家で、訓練を監修した長岡技術科学大学の斎藤秀俊副学長は「避難勧告が出ても、場合によっては自宅で待機したほうがよいときもある。避難するとしても、場所とルートをよく考えることが重要」とアドバイス。「自宅待機」を選んだ木村勝代さん(71)は「いろんな選択肢があることを覚えておきたい」と話した。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2009年11月21日(1871号) 4面 (7,960,573byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
赤穂港に初の自衛艦 一般公開に1000人超 [ 社会 ] 2023年12月11日
山陽道の通行止め「15日ごろ解除」義士祭には間に合わず? [ 社会 ] 2023年12月08日
「モンダいは飲酒運転、ミンなでヘルメット」 [ 社会 ] 2023年12月07日
赤穂市消費者協会の3人 県自治賞など受賞【訂正あり】 [ 社会 ] 2023年12月06日
《市民病院医療事故多発》被害患者が脳外科医を刑事告訴 赤穂青年会議所 12月末で解散 60年の歴史に幕 [ 社会 ] 2023年12月02日
12月1日に「はくほう会病院」を統合 赤穂中央病院 [ 社会 ] 2023年11月28日
公共バス路線再編案 千鳥、大津など追加 有年・上郡線は休止へ 元市民病院脳外科医が科長と前院長、赤穂市を相手取り提訴 [ 社会 ] 2023年11月25日「日没後に大地震」松原町で防災避難訓練 [ 社会 ] 2023年11月12日
海を隔てる柵撤去へ 県が赤穂海浜公園の再整備計画 [ 社会 ] 2023年11月11日
治安に顕著な貢献 2署員に「赤穂の警察官賞」 [ 社会 ] 2023年11月10日
150周年祝い母校にテント寄贈 [ 社会 ] 2023年10月31日
第37代義士娘に小林優芽さん、前田留奈さん 市内運行のバス運賃「200円均一」導入案 [ 社会 ] 2023年10月14日
コメントを書く