“CO2排出ゼロ”へ挑戦スタート
2010年04月12日
「ゼロ・エミッション・ホテル」を目指す赤穂ロイヤルホテル。竣工発表式が行われた宴会場の天井照明も大部分がLED電球に
同ホテルは昭和60年10月開業。施設改修にあたり、独立行政法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」の「次世代省エネルギー等建築システム実証事業」に応募し、三菱電機、東京大学など採択プロジェクト8件の一つに選ばれた。
今年2月に着工し、石油ボイラーだった給湯器を大型ヒートポンプに、空調設備を高効率マルチエアコンにそれぞれ更新。館内照明2150基をLED電球、高効率蛍光灯に付け替えた。さらに屋上に設置した発電量20キロワットの太陽光パネルで電力供給に役立てる。3月の試行運用では従来に比べてCO2排出量がおよそ半減。エネルギー消費量は約35%カットできたという。
事業を公募したNEDOによると、「ホテル業は省エネへの取り組みが困難な業種の一つ」。国内ホテル施設の多くは1990年代に建てられ、今後施設改修のピークを迎えることから、「赤穂ロイヤルホテルでの取り組みは先進事例として役立つことになるだろう」と期待する。
大木社長は「今後も生ごみの資源化、環境車両の導入など、あらゆる方法に取り組み、“ゼロ・エミッション・ホテル”(廃棄物を出さないホテル)の実現を目指したい」と話している。
この取り組みについては、4月30日(金)にサンテレビの「経済ジャーナル」(午後10時45分〜)で紹介される予定。
<前の記事 |
関連サイト:
赤穂ロイヤルHでCO2削減プロジェクト
掲載紙面(PDF):
2010年4月17日(1892号) 1面 (7,267,658byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
尾崎・塩釜神社が90年ぶり社殿改築 [ 社会 ] 2008年07月27日発達障害への支援考えるセミナー 西部診療所 住民の約7割が「必要」 [ 社会 ] 2008年07月19日学校給食でも地産地消 大型店が地域に与える影響を考える 赤穂でも組合員104人全員が一斉休漁 [ 社会 ] 2008年07月16日夏の交通事故防止運動スタート [ 社会 ] 2008年07月15日岩手・一関市に災害援助金〜少林寺拳法協会 “振り込め詐欺”阻止 みなと銀行赤穂支店に感謝状 みなと銀行の窓口係が“振り込め詐欺”を阻止 消防操法の西播磨大会で第4分団が準優勝 [ 社会 ] 2008年07月07日市民病院の市内救急受け入れ、前年から半減 [ 社会 ] 2008年07月05日海水浴の安全とにぎわいを祈願 [ 社会 ] 2008年07月01日予定価格の98%で入札も「安過ぎ」と失格 [ 社会 ] 2008年06月30日ABCテレビ「歴史街道」が赤穂でロケ [ 社会 ] 2008年06月27日
コメントを書く