木目込み義士人形、10年がかりで47体
2010年04月17日
約10年間コツコツ制作して完成した義士人形
メンバー有志23人の共同制作。十文字に組んだ割りばしに、のりを練り込んだ木粉を何層も塗り固めて人型を整えた。乾くまでは次の層を重ねられないため、1体作るのに1年以上かかったという。平成12年の作り始めから足かけ10年で47体が完成した。
袴が茶色は表門隊、藍色が裏門隊。大石内蔵助は陣太鼓とかぶとで存在感を出した。顔と手の部分は既製のパーツを使ったが、一体一体ずつ微妙に大きさが異なり、手作り感がうかがえる。同会は「展示後はたくさんの人に見てもらえるような施設に義士人形を寄贈したい」と話している。
作品展は25日(日)まで小ホールで午前9時半〜午後5時(最終日は4時まで)。約80点の労作が並ぶ。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2010年4月17日(1892号) 3面 (7,267,658byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 文化・歴史 ]
内蔵助・三男の暑中見舞い [ 文化・歴史 ] 2013年08月08日子どもたちが忠臣蔵の史跡巡り 忠臣蔵の巨大絵巻を共同制作 『冨嶽三十六景』など版画展 [ 文化・歴史 ] 2013年08月03日旧坂越浦会所で赤穂緞通展 [ 文化・歴史 ] 2013年08月01日子どもたちが茶の湯体験 懐かしい音色も「ラヂオ&蓄音機」展 [ 文化・歴史 ] 2013年07月25日水の循環テーマに特別展 [ 文化・歴史 ] 2013年07月24日粘土で土器や埴輪を工作 「ひょんの実」で赤穂緞通 [ 文化・歴史 ] 2013年07月20日高校生が初々しく龍笛演奏 [ 文化・歴史 ] 2013年07月18日22団体が出演「合唱の祭典」 [ 文化・歴史 ] 2013年07月16日塩屋に夏呼ぶ俳句献納 [ 文化・歴史 ] 2013年07月13日家族で楽しめる交響コンサート 「日本塩業研究の父」足跡を回顧 [ 文化・歴史 ] 2013年07月10日
コメントを書く