赤穂公演迫る新作能「河勝」
2010年04月30日
一流能楽師らによる舞台に期待が高まる新作能「河勝」の一場面
新作能「河勝」は“能楽の祖・舞楽の祖”といわれる秦河勝が坂越で没したとの伝承(世阿弥「風姿花伝」に記載)を基に梅原氏が書き下ろし。平成20年8月に大阪城薪能で初演され、赤穂公演が4度目の舞台となる。
シテ(主役)の河勝を演じるのは、脚本と演出も手がける大槻文蔵。別シテ(聖徳太子)に梅若玄祥、ワキ(大避神社の宮司)を福王和幸が演じ、アイ狂言は茂山千之丞と豪華な顔ぶれ。囃子方も笛の藤田六郎兵衛、太鼓の三島元太郎ら当代一流で揃えた。
大ホールで午後1時半開演。チケット(全席指定)はA席4000円、B席3000円、小中高生(B席)1000円を好評発売している。
また、公演に併せて1階展示室で「能面と舞楽面・謡本展」を同日開催。河勝ゆかりの坂越・大避神社所蔵の舞楽面も公開される。入場無料。
いずれも問合せは主催の「赤穂市文化とみどり財団」Tel43・5111。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2010年5月1日(1894号) 1面 (10,798,605byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 文化・歴史 ]
「歴史作る」目標は創部初の県金賞 [ 文化・歴史 ] 2019年07月31日山鹿素行のお話(3)素行先生、文武両道の研鑽 [ 文化・歴史 ] 2019年07月27日「坂越のまち並みを創る会」に助成金 田辺眞人氏の歴史発見講座 先着50人募集 朝ドラ「なつぞら」と赤穂の意外なつながり [ 文化・歴史 ] 2019年07月20日山鹿素行のお話(2)山鹿素行先生の生い立ち [ 文化・歴史 ] 2019年07月20日DVD「赤穂の獅子舞」第2巻完成 [ 文化・歴史 ] 2019年07月19日「肌」「叫ぶ」など7課題で川柳募集 発掘成果一堂に 弥生人の骨も初公開 [ 文化・歴史 ] 2019年07月13日山鹿素行のお話(1)赤穂城本丸手前の素行先生銅像 [ 文化・歴史 ] 2019年07月06日日本画の山本美佐子さん 西宮市展で最高賞 [ 文化・歴史 ] 2019年07月05日自然の風合い素朴な美 竹細工展 [ 文化・歴史 ] 2019年07月02日日本遺産認定を祝う横断幕 [ 文化・歴史 ] 2019年06月30日ゆかりの篠笛で奏でる有年の情景 早乙女が豊作願い「お田植祭」 [ 文化・歴史 ] 2019年06月16日
コメント
0 0
投稿:鑑賞しました! 2010年05月11日梅原さんにも、聖徳太子にも興味があります。
詞章など公開はないんでしょうか?
0 0
投稿:嵐山 2010年05月10日コメントを書く