共謀して高校生に暴行を加え、顔面や両腕などにけがを負わせたとして、赤穂署は６月８日、赤穂市内の男子高校生（１７）と姫路市内の女子高校生（１６）ら少年少女５人を傷害容疑で逮捕したと発表した。全員容疑を認めているという。
　ほかに逮捕されたのは、いずれも赤穂市内に住む１７歳の工員の男、１８歳と１７歳の男子高校生。
　調べでは、５人は今年４月６日午後８時ごろ、赤穂市内の公園で上郡町内に住む男子高校生を約２時間にわたって顔などを殴打し、全治約１０日のけがを負わせた疑いがもたれている。また、１７歳男子高校生を除く４人は同日午後７時４０分ごろから約２０分間、被害者を車に乗せて監禁した容疑もある。
　同署によると、被害者は逮捕された女子高校生と携帯ブログで知り合い、メールをやり取り。工員の男が「自分の彼女にちょっかいを出された」と腹を立て、遊び仲間を集めて被害者を呼び出したという。

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掲載紙面（PDF）：
2010年6月12日(1899号) 3面 (11,007,588byte)
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