消防団協力の事業所に認定証
2010年10月01日
消防団協力事業所に交付される表示証
消防庁のまとめによると、昭和27年に200万人を超えていた全国の消防団員数は年々減少し、昨年で約89万人。同制度は団員の7割占める会社員や公務員などの被雇用者が活動しやすい環境を整えて団員確保につなげようと、同庁が平成19年に創設した。
赤穂市の導入は兵庫県内の自治体では16番目。従業員が原則5人以上入団し、▽従業員の消防団活動への配慮に積極的▽災害時に資機材を消防団に提供−などを条件としている。事業所が自ら申請するか、消防団長による推薦も可。認定されれば青色を基調としたA4判サイズのプラスチック製表示証が交付される。有効期間は2年間。
赤穂市消防団は定数620人に対して登録人数は現在600人。うち被雇用者は約85%で全国平均よりも高い。市は「認定制度により、消防団活動に対する市内事業所の理解が広まれば」と話している。
制度についての問合せは市消防本部消防団担当Tel42・1757まで。初回交付された事業所は次のとおり。
▽黒崎播磨赤穂工場
▽赤穂化成
▽三菱電機系統変電システム製作所赤穂工場
▽日本海水赤穂工場
▽中谷機工赤穂支店
▽タテホ化学工業
▽三美
▽品川リフラクトリーズ赤穂工場
▽アース製薬
▽高周波熱錬赤穂工場
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2010年10月2日(1914号) 3面 (10,744,332byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
赤穂RC、被災地へ救援物資 [ ボランティア ] 2009年08月15日「同じ川の水飲む人」民間も支援の手 赤穂市が佐用町を災害支援 “お兄さん、お姉さん”が夏休みの宿題を応援 汗と涙の職業体験 [ 社会 ] 2009年08月11日ボートピア賛否「市長の判断待つ」 [ 社会 ] 2009年08月08日義士に感謝、ゆかりの寺社清掃 [ ボランティア ] 2009年08月06日ポリオ撲滅と盲導犬育成に約31万円寄付 [ ボランティア ] 2009年08月04日赤穂幼PTAに文部科学大臣表彰 「一歩ずつ着実に」平治孝允・赤穂LC会長 [ 社会 ] 2009年08月01日“幻の陸軍教育隊”存在示す資料 [ 社会 ] 2009年08月01日不法無線検挙に功績 赤穂署に感謝状 [ 社会 ] 2009年07月31日「キルギス日記」の伊藤さんが報告会 [ 社会 ] 2009年07月29日赤穂観光協会 事務局長が決定 [ 社会 ] 2009年07月29日市職員採用試験102人が受験 [ 社会 ] 2009年07月28日
コメントを書く