熟練ドライバーが運転技能競う
2008年04月14日
熟練ドライバーの卓越した技能が光った運転コンテスト
市内タクシー会社3社から50〜60歳代の運転手7人が参加。高齢者講習用のシミュレーター検査と実技を行い、教習所の検定員が運転の正確さ、安全度を120点満点で採点した。
1周約400メートルの教習コースで行われた実技はS字コーナーのバック走行や60度の鋭角コーナーなど難所の連続。車幅ぎりぎりにセットした風船の間を通るポイントではほとんどのドライバーが風船を割らずにクリアし、「さすがプロ」と検定員をうならせた。
平成19年に発生した高齢者による都道府県別の交通事故件数は兵庫県がワースト1位。赤穂市内でも交通事故死7人のうち5人が65歳以上だった。今回のコンテストは「高齢ドライバーに模範を示してほしい」とのねらいで赤穂交通安全協会と同教習所が初めて実施した。
紅一点で参加したミサキタクシーの竹原博代運転手(60)は「いつもと違う感覚でドキドキしました。仕事でも常に緊張感をもって運転します」と初心に帰っていた。
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掲載紙面(PDF):
2008年4月19日(1791号) 4面 (6,710,911byte)
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[ 社会 ]
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