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第2次緊援隊が出発、宮城県山元町へ

 2011年03月14日 
東日本大震災の被災地支援へ向かう第2次緊急消防援助隊の発隊式
 赤穂市消防本部は14日、東日本大震災の被災地支援活動へ第2次緊急消防援助隊を派遣した。11日に先発した第1次隊と交替して活動を行う。
 第2次隊は平野勝則・上郡分署第2警防係長(49)を隊長とする5人。
 発隊式は同日午前7時に加里屋の消防本部で行われ、冨永恵一消防長が「史上例のない災害。自己の安全に注意しながら被災地のみなさんのためにがんばってほしい」と訓示。隊員一人ひとりと握手を交わした。
 「現地では大変厳しい活動が予想されるが、被災地の方が一日も早く笑顔を取り戻してもらえるように尽くしたい」と平野隊長。相生市消防本部から派遣される隊員2人とともにワンボックスカーに乗り込み、出発した。
 赤穂市消防本部に14日午前0時までに入った情報によると、第1次隊は福島県郡山市を経由して宮城県亘理郡山元町へ到着。同夜は山下第二小学校で野営し、14日朝から活動開始予定という。現地隊員とは電話がつながらない状態で、県を通して送られてくる情報で状況の把握に努めている。
 赤穂隊は第1次、第2次ともに個人用テント、3日分の食料、備蓄米などを持参している。
 第1次隊が活動している宮城県亘理郡山元町は太平洋に面した同県南部の町。11日午後2時46分発生の地震では震度6強を記録した。宮城県災害対策本部のホームページによると、13日午後5時現在の同町の被害情報として、死者は調査中、行方不明者210人、全域で停電と断水があり、避難所18カ所に4191人が避難している。爆発事故を起こした福島第一原発からは北へ約70キロの位置にある。
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掲載紙面(PDF):
2011年3月19日(1937号) 1面 (9,651,727byte)
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投稿:シンタ 2011年03月15日

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