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ランドセルと文具、目標上回る

 2011年04月06日 
ランドセルをはじめ多くの善意が寄せられた福祉イベント
 物資不足の海外と被災地の子どもたちに贈る学用品提供を市民に呼びかける福祉イベント「e〜coと(えーこと)スタイル〜つながる もの・ひと・まち〜」が3日、加里屋の「いきつぎ広場」であり、ランドセルをはじめノート、絵の具など多くの文房具が寄せられた。
 「一旦役目を終えた品物を回収し、必要とされるところへ送りたい」と赤穂青年会議所(布袋昌吾理事長)が主催した。
 開始から3時間ほどでランドセルが目標数の120個に達した。わざわざ姫路から車で持参した人も。その他の物品についても文房具店の経営者が大量寄贈してくれるなど、大型の段ボール箱27個分の文具、日用品が集まった。
 JC・まちの力創造室の金谷由佳子室長(38)は「予想を超えるたくさんのご協力があり、やさしさとつながりを感じることができました」と感謝。ランドセルは4日に回収拠点の横浜市へ発送。検品後、アフガニスタン、パキスタンなどへ送られる。文具は救援物資の受け入れ窓口となっている静岡県函南町を経由し、被災地へ行き渡る予定だ。
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掲載紙面(PDF):
2011年4月9日(1940号) 3面 (6,855,670byte)
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