「赤定農園」から善意の野菜を直送
2011年07月06日
農業体験で収穫した夏野菜をお年寄りに手渡す赤穂高定時制の生徒たち
学校の正門向かいにある畑約130平方メートルを無償で借り受け、5月から全校生徒で耕作。1年生はトマト、2年生はナスビ、というように学年ごとに作物を決めて栽培している。
ほとんどの生徒が農作業は初めて。インターネットで育て方を調べたり、近所の農家の人からもアドバイスをもらったりしながら世話をした。一時は枯れそうになったキュウリは追肥によって再生。はじめのうちは靴に土がつくのを嫌がっていた生徒も、日に日に野菜が大きさを増す畑に足が向くようになった。
この日は4年生の尾中達也さん(18)ら生徒会役員3人が尾崎の瀬戸内ホームを訪問。「赤定農園の産地直送野菜」「みんなでつくったので食べてください」などと生徒らが寄せ書きした段ボール2箱に約10キロ分の野菜を入れて持参した。
今後も順調に栽培できれば他の福祉施設や学校近くの民家へおすそわけする予定。学期末には畑で取れた野菜をトッピングしたそうめんで収穫祭を開くことにしている。
<前の記事 |
関連サイト:
【関連記事】畑作りで「ひとづくり」
掲載紙面(PDF):
2011年7月9日(1951号) 4面 (7,300,822byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
復興願い消防士が絆をリレー [ ボランティア ] 2012年05月08日“ど根性メロン”里親募集に行列 観光ガイドのボランティア講座 「ふれあいの会」委員に委嘱状 [ ボランティア ] 2012年04月02日唐船山の火災跡に補植 [ ボランティア ] 2012年03月30日山頂の募金箱に善意コツコツ 愛する赤穂に花の名所を [ ボランティア ] 2012年03月28日被災地のために津軽三味線を熱演 [ ボランティア ] 2012年03月20日“善意のカメラマン”に幼稚園が謝恩会 名作を読む朗読発表会 大震災から一年、ヨガで復興支援 地域の大人たちが手作り展望台 震災から考える地域のつながり [ ボランティア ] 2012年02月21日市職員が御崎でサクラ植樹 [ ボランティア ] 2012年02月19日リングは“やさしさの証” [ ボランティア ] 2012年02月16日
コメントを書く