先生たちが切磋琢磨「教師塾」
2011年07月09日
若手教師たちが授業方法などについて話し合う「教師塾」
研修会は昨年9月から始まり、名称は「教師塾」。毎月第4金曜日の夜、学校勤務を終えてから会場の市民会館に集まる。現在20人が登録している。
塾の内容は各教科の指導方法をはじめ、子どもをリラックスさせるレクレーション、学級運営など多岐にわたる。事前に次回のテーマを伝え、志願したメンバーが自己の手法やアイデアを発表。他の参加者は参考にするとともに、気付いた改善点への提案やアドバイスも行う。年齢や経験年数が比較的近い者同士ということもあって堅苦しさがない。
紹介される取り組みは実体験に基づくものだけに採用しやすく、即効性があるという。参加者からは「子どもたちの集中力や学習意欲が上がった」「いいヒントを得た」などと好評。グループで“塾長”を務める長安健太教諭(33)=赤穂小=は「児童から『この先生に担任してほしい』と言われるような教師になるために、みんなで切磋琢磨していきたい」と、さらに仲間を増やす意気込みだ。
市教委によると、現在335人いる市内教職員のうち2割に相当する70人が平成30年度末までに定年を迎える。「ベテラン」と呼ばれる教諭が減少する中、次世代への期待は大きい。室井久和教育長は「彼らの取り組みは心強い。同世代の教師が学校を超えて交流する場としても活かしてほしい」と話している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2011年7月9日(1951号) 4面 (7,300,822byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
赤穂市初の地域密着型特養 [ 社会 ] 2012年09月22日国道2号で交通安全アピール [ 社会 ] 2012年09月22日人生疾走した青年の遺作写真詩集 [ 社会 ] 2012年09月22日市議選は3月31日投開票 [ 社会 ] 2012年09月21日駐車場に貯水も 総合治水計画案 [ 社会 ] 2012年09月15日唐船海岸ぬかるみ対策を初会合 [ 社会 ] 2012年09月13日千種川の生物調査、今年で40年 [ 社会 ] 2012年09月10日全線開業から半世紀、赤穂駅で祝う [ 社会 ] 2012年09月03日「批判的パートナー」第三者委が初会合 [ 社会 ] 2012年09月02日第三者委の人選、“密室”で承諾 [ 社会 ] 2012年09月01日人事の審議前に「着任あいさつ」 [ 社会 ] 2012年09月01日赤穂線50周年で記念入場券 [ 社会 ] 2012年08月29日総合治水計画策定へワーク会議 「いじめ問題」第三者委員会の人選決まる [ 社会 ] 2012年08月24日太陽光発電の訪問販売で苦情 [ 社会 ] 2012年08月23日
コメント
0 0
投稿:視野を広げる 2011年07月10日さすがだなあ
0 0
投稿:どんどどん 2011年07月09日頑張ってください。
0 0
投稿:いちしみん 2011年07月09日コメントを書く