目坂のがけ崩落、市道の一部「封印」方針
2011年08月27日
通行止めの原因となっている目坂の崩落地
説明会で赤穂市は、市道の復旧を断念し、迂回経路を整えるプランを発表したが、住民からは生活の不便さや災害時の避難ルートが限られることなどに対して不満の声が相次いだ。市は「厳しい意見が多数あった。できるだけ住民のみなさんの意見も取り入れ、年内に再度説明会を開きたい」と話している。
崩落現場は山陽道高架下から南へ約100メートルにあり、昭和45年に月見草団地の造成用土を採掘した場所。市は平成10年に地権者の了解を得て斜面の一部に擁壁工事を施したが、それ以外の部分で浸食が進行。3年前に50メートル四方にわたる崩落が発生した。昨年6月の大雨で落石がすぐそばを通る市道にまで及んだことから約400メートルの区間を通行禁止に。市道にほぼ平行して走る県道佐伯線が主な迂回コースとなっている。
説明会で提示された市の整備計画案は、迂回通行の円滑化を図るために市道と県道をつなぐ木津大工村幹線(図C)の交差点に右折レーンを設け、目坂幹線(図B)も交差点を拡幅。崩落地の抜本的な対策工事は行わず、民家への落石を防御するためのフェンス設置にとどめるため、市道の通行止めは解除しない。総工費は約1億5000万円を見込む。
説明を受けた住民からは、「元の市道にもっと近い道路(図A)を整備してほしい」(月見草地区)「災害時の避難が遠回りになる」(目坂地区)など、集落の北側へ通じるルート整備を求める意見が大半を占めた。また、「木津大工村幹線の整備方針は決定事項」とする市のスタンスに「住民の意見を聞くつもりはないのか」と憤る参加者や、「斜面崩落を招いた責任の所在を明らかにすべきだ」と追及する人もあった。
同課の試算では、崩落地の抜本的整備には「岩の亀裂を接着し、コンクリートブロックを法面に敷き詰めるなどで約3億5000万円。その後も維持管理費が必要」という。また、「仮にそれを実施したとしても別の場所から落石する危険性もあり、通行の安全を確保できない」としている。
小林環樹・土木課長は「現道復旧は費用面と安全性から困難と言わざるをえない。住民の意見も踏まえながら計画を進め、今年度中には着工したい」と話している。
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コメント
問題の道路の通行止めによって?利便性が損なった
?災害時の避難経路の確保できない との問題案件
を混同して議論するから話が収束しないと思えます。
?利便性では通行止め道路を補修する方が良い。
しかし、赤穂市は補修費も高く、安全を確保できない
との見解を考慮すると、仮に補修が出来たとして、誰か
通行しますか?情報を持たない赤穂市民以外の業者
などが落石事故に巻き込まれたらどうしますか?
地域住民の方も危険を顧みずに通行しますか?
上記から小職なら封鎖は妥当と思えます。
ただし、周辺は田畑があると思えます。しかし、周辺は
田畑があったと思いますので支障のないように配慮が
必要と思います。
?災害時の避難経路が遠いともありますが、これは
避難箇所までの距離を議論すべきですか?それとも
避難経路を増やす議論が必要なのかは精査が必要
ではないでしょうか?小職なら避難経路を増やして
もらう方が得策と思います。
本案件は諸事情も含まれると思いますが、何が良いのか
を包括的に判断してから議論すべきと思えました。
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投稿:親父 2011年08月31日市や県の持ち物なら対応も敏速に行えたんですが
裏事情がありまして・・・
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投稿:諸事情 2011年08月30日0 0
投稿:お上 2011年08月30日市街地じゃなければ、国道が走ってなければ、ほったらかしでもいいってことですか?
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投稿:おかしくない? 2011年08月30日0 0
投稿:? 2011年08月28日コメントを書く