秘仏の観音さま、6年に一度のご開帳
2008年05月17日
6年ぶりに公開された小河山観音堂の十一面観世音菩薩像
当日は観音堂の柱に浅野家の家紋を染めた幔幕が張られ、花岳寺の片山一良住職が読経。赤穂からも同寺総代の前川渉さんらが参列し、金色に輝く秘仏を拝んだ。
相生市史によると、観音堂の創建年代は不詳。地元の言い伝えでは、7世紀ごろに行者が念じた石から水が湧き出し、雨乞いと眼病治癒の信仰対象となった。
明暦元年(1655)、雨乞い祈願で干ばつから救われた領主・浅野長直が堂宇を再興。その6年後に境内地、畑地などを観音領として寄進した。以降は同家菩提寺である花岳寺の附属仏堂となり、再興と寄進した年の干支にちなんで子と午の年に本尊を公開する慣わし。今回がちょうど60回目の開扉だった。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2008年5月17日(1795号) 4面 (8,886,239byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
赤穂市老人クラブ連合会 創立60周年祝う [ 社会 ] 2024年01月21日「JR赤穂線の利用促進を」地方創生政策コンテストで優秀賞 能登地震被災地へ緊急消防援助隊 [ 社会 ] 2024年01月15日部隊行進と一斉放水 防火の決意新たに [ 社会 ] 2024年01月14日「瓦がずれてますよ」は真っ赤な嘘 悪質業者に注意 「人生は自分次第」「これからは恩返し」二十歳のつどいで決意や抱負 [ 社会 ] 2024年01月07日能登地震災害義援金 募金箱を市役所と市民会館に設置 市民病院の患者数減が深刻 診療単価増だけでは目標達成困難か [ 社会 ] 2023年12月24日議員協議会でも「定数1人減」が過半数 自民党パーティー券不正問題 山口氏「全く関与していない」 「現行定数多い」議員の半数回答 「30人が望ましい」の声も 吸引機能を一時喪失 点検で人為ミス 赤穂市民病院 子どもたちを交通事故から守りたい 「伊達直人」が呼び掛け 山陽道の通行止め解除「15日正午ごろ」 [ 社会 ] 2023年12月13日有年地区に「お試し暮らし住宅」長期滞在型 [ 社会 ] 2023年12月13日
コメントを書く