海をコースに遠泳タイムを競う「第６回せとうちオープンウォータースイミング（ＯＷＳ）」（１８日、岡山県玉野市）で、赤穂ＳＳの越川宏海選手（１９）＝関西福祉大１年＝が３キロの部で総合優勝した。
　渋川海岸沿いを西から東へ泳ぐ片道コースに１１５選手が出場。越川選手はスタートで出遅れながらも先頭集団を追いかけた。向かい風になった後半も食らい付き、一般参加選手中トップの３３分１５秒でゴール。２位に３分近い大差をつけ、招待選手にも先着した。
　中学時代に２００メートルバタフライで県優勝。高校は名門・市川で鍛えられ、今季から慣れ親しんだ赤穂市民総合体育館プールでアルバイト指導員をしながら競技を続けている。初めてＯＷＳに出場した８月の「ひめじ家島」（２キロ）で４秒差の２位。２戦目での優勝に「最後まであきらめずに泳いだのがよかった」と喜んでいる。

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掲載紙面（PDF）：
2011年9月23日(1960号) 3面 (6,786,464byte)
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