「不審者侵入」想定して防犯訓練
2012年02月16日
赤穂特別支援学校で行われた不審者対応訓練
訓練は「刃物を持った男が敷地内に侵入した」との想定。男性教諭が目出し帽で“不審者”に扮し、フェンスを乗り越えて、「子どもに会わせろ」などと叫んだ。異常に気付いた職員が大声で校内にいる同僚に知らせた。
児童生徒を教室内にかくまう一方、刺股、モップを手にした教職員十数人が正面玄関前で不審者を制圧。通報で駆け付けた警察官に引き渡した。学校内に配備されている「県警ホットライン」を使った通信指令室との直接交信もテストした。
同校では不審者対応要項を今年度に作成し、訓練は初めて。マニュアルでは、「まずは相手を刺激しないように話しかける」と取り決めているが、最初から制圧にかかろうとした職員らが反撃に出た“犯人”の模造刀に接触してしまう反省点もあった。
「子どもたちを守っても、先生に犠牲があってはだめ」と赤穂署生活安全課の松尾和生課長。訓練後、教職員らは体育館に集合し、さっそく刺股の使い方などについて警察から講習を受けた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2012年2月18日(1980号) 4面 (9,118,947byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「安全運転を」中学生がイラストカードで呼び掛け お米配って安全運転呼び掛け その心は… [ 社会 ] 2024年09月22日「コロナ中等症受け入れ拒否」 保健所が「市民病院の懸念」報告 [ 社会 ] 2024年09月21日9月23日は「手話言語の国際デー」 体験イベント開催 《市民病院医療事故多発》業務上過失傷害容疑で書類送検の脳外科医2人 1件目は不起訴 第二種電気工事士 中1生が一発合格 2年に一度の「はかり」の定期検査 [ 社会 ] 2024年09月13日食堂閉店の赤穂高にコンビニ自販機 [ 社会 ] 2024年09月07日半世紀以上続く千種川水生生物調査 [ 社会 ] 2024年09月06日《市民病院医療事故多発》科長に偽証を強要か「職員としての服務規定」 病院は否定【加筆あり】 《市民病院医療事故多発》「科長に急かされた」被告医師が主張 自身の技量不足認めるメッセージも【加筆修正あり】 《市民病院医療事故多発》「外部検証が必要」指摘スルー [ 社会 ] 2024年08月31日台風10号接近 赤穂線で30日夕方以降計画運休【修正あり】 新たな感染症に備え官民合同で訓練 [ 社会 ] 2024年08月24日積算ミスで工事契約解除 市が損害賠償へ
コメントを書く