「不審者侵入」想定して防犯訓練
2012年02月16日
赤穂特別支援学校で行われた不審者対応訓練
訓練は「刃物を持った男が敷地内に侵入した」との想定。男性教諭が目出し帽で“不審者”に扮し、フェンスを乗り越えて、「子どもに会わせろ」などと叫んだ。異常に気付いた職員が大声で校内にいる同僚に知らせた。
児童生徒を教室内にかくまう一方、刺股、モップを手にした教職員十数人が正面玄関前で不審者を制圧。通報で駆け付けた警察官に引き渡した。学校内に配備されている「県警ホットライン」を使った通信指令室との直接交信もテストした。
同校では不審者対応要項を今年度に作成し、訓練は初めて。マニュアルでは、「まずは相手を刺激しないように話しかける」と取り決めているが、最初から制圧にかかろうとした職員らが反撃に出た“犯人”の模造刀に接触してしまう反省点もあった。
「子どもたちを守っても、先生に犠牲があってはだめ」と赤穂署生活安全課の松尾和生課長。訓練後、教職員らは体育館に集合し、さっそく刺股の使い方などについて警察から講習を受けた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2012年2月18日(1980号) 4面 (9,118,947byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
臨時休業は3月23日まで延長 24日に終業式 4月から「紙ごみ」増え9種分別に 医療機関へマスク5000枚提供 [ 社会 ] 2020年03月06日新型コロナ対策本部を設置 [ 社会 ] 2020年03月03日みなと銀行と協定 地域活性化へ官民連携 青少年海外派遣を中止 新型コロナ影響で [ 社会 ] 2020年03月02日赤穂にも追い風 時代小説『北前船用心棒』 [ 社会 ] 2020年03月02日臨時休業中も学童保育・預かり保育は継続 赤穂市の学校園臨時休業 3日〜15日に決定 首相要請受け対応協議へ 28日午前に校園所長会 新型感染に備え休校園ガイドライン 卒業式は時短 新型コロナ拡大で各種イベント中止 市職員給与一部カットへ 市長は年間153万円減 高取峠トンネル化 4種類のルート候補案 《西有年産廃》県民局長発言 知事意向を反映
コメントを書く